日本明慧
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新しい学習者でも高い基準で修煉しよう(二)

(明慧日本)
 
 師を信じ、法を信じ、病業の関を乗り越える
 
 街に仕事に行っていた時、学校の先生から、子供の熱が出ているので迎えに来るようにと電話がありました。迎えに行くと、子供は全身震えて、目も真っ赤でした。私は動じませんでした。子供に大丈夫と聞いたら、彼は大丈夫、法を聞かせてと答えました。師父の説法のテープを流して、私はそばで正念を発しました。子供は二日間熱が出て、三日目にはもう完治しました。
 
 続いて、私も熱が出ました。車は壊れていたので、ぼーっとしていた私は街から家まで歩いて戻り、ベッドに入り、眠りかけた時に、頭の中で何かがかき回っているように苦しかったのです。その時、正念のことなど残っていませんでした。夜中に、正念を発するようにと子供に起こされ、いったん起きたのですが、また寝てしまいました。後に、子供に起こされたのは、師父が私を導いて下さったことに気付きました。三日目の朝、これは邪悪の私に対する迫害ではないかと頭がはっきりしてきました。正念を発して、私を迫害するすべての邪悪要素を取り除き、煉功もしました。第二式の法輪を抱える動作をするときに、目が回り、ソファーに座りこんでしまいました。大法弟子ですから、邪悪を認めてはならないと悟り、五式の功法を最後まで行いました。身体がとても軽くなりました。
 
 このことを振り返り、どうして自分は邪悪に隙に乗じられたのか、内に向かって探してみました。すると、歓喜心、顕示する心を見つけました、真に師を信じ、法を信じることができませんでした。普段からこれらの人心が強く、常に人に、子供と自分は大法を修煉してから病気にかからなくなった事を自慢したい気持ちをコントロールできません。他人が病気にかかった時も、見てごらん、私は無事だとすぐに口にしていました。この事を通して、修煉は厳粛であることと、発正念は重要であることを認識できました。普段、発正念をする時に、ただ形式に従い、功能が発揮されていないような気がしていました。これからは、これらの良くない心を取り除き、法を多く学び、合格できる大法弟子になります。
 
 私の家も一輪の花となった
 
 多くの同修と知り合うようになって、地元でまだ真相資料を作る同修がいないため、今使っているすべての真相資料と「明慧週刊」は全部、他の地区からのものだと知りました。毎回、週刊はわずか数冊しかないため、皆でわずかの資源を回して共用しなければなりません。私の村の大法弟子は大勢いるため、資料が不足していました。自分たちで資料を作るべきだと悟りました。師父は、資料作成拠点は至る処に花を咲かせるように広げるのだと教えられました。師父の法を正す進展についていかなければなりませんし、同修の負担も軽減したいのです。
 
 この願いを抱いて、夫に相談したのですが、家の経済は厳しく、子供の教育にお金がかかることにより、夫は承諾してくれませんでした。確かに夫の言う通りだと思い、他人にまかせた方がいいと諦めました。私のこの願いが師父に通じたようです。コンピュータの分かる兄が助けにやってきました。私は嬉しくて、兄にコンピュータのことを一から習い始めました。緊張したのと集中できなかったため、家に戻ったら全く操作できず、頭の中は真っ白でした。
 
 兄に何度も電話かけて教えてもらいましたが、自分で覚えてチャレンジしなければ、怖がらず、コンピュータはそう簡単に壊れたりはしないと兄に励まされ、自分も年配の同修さえコンピュータの使い方を覚えたのに、自分もできるはずと自分に言い聞かせました。実は、これは難を恐れる人心だと悟りました。しばらく学習を経て、師父の説法と週刊をダウンロードできるようになりました。その後、また同修からプリンタをいだたいたので、そのおかげで資料印刷の操作もできるようになりました。
 
 自力で「明慧週刊」を印刷できるようになりました。しかし、恐れる心が大いに現れたため、資料をどこに置いても落ち着きません。宇宙で一番正しい事を行っているのに、何を恐れているのでしょうかと自分に問いかけてみました。恐れているのは自分ではないことに気付きました。資料を作成する過程は自分を高める過程でもありますので、だんだんとたくさんの執着心、例えば、顕示する心、喜ぶ心、いらだつ心などを取り除くことができました。心性が不安定な時に作成した「明慧週刊」は不良品です。わずか数冊を作成するだけで何時間も費やす時があります。心性の状態が良ければ、週刊の作成も順調なのです。
 
 資料作成の仕事を始めたばかりで、まだ良くない人心を持っており、例えば、面倒がる心、お金をかけたくない心など、しかし全部、私のため、自我のため、損得をこだわる心によってもたらされたものです。実は、私の修煉は衆生に無責任だったのです。これから、私はもっとしっかり行ない、師父の慈悲なる救い済度に背かないように、尊敬なる師父を安心させるよう頑張りたいと思います。
 
 (完) 
 
2010年11月04日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/6/7/224938.html

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