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自我に対する執着、自我を実証する心を探し出す


文/中国の大法弟子

(明慧日本)長年修煉してきましたが、私は自我を実証する次元から出ていませんでした。個人修煉の状態から出ていませんでした。過去、数篇の修煉体験を投稿したとき、掲載されたので、心の中はとても満足していました。しかし最近になって、数篇を投稿しましたが、発表されませんでした。私は発表されていない原因について、自分の内に向けて探した結果、自分の根本的な執着を見つけることができました。それは、自我に対する執着や、自我を実証しようとする執着でした。
 
 先日、学法の最中に突然悟ったのですが、私は今まで個人修煉の状態の中で修煉していて、自分はいかによく行ったのか、自分はどのように法を実証したのか、自分はどのように他人に認めてもらったのか、自分のすべてを第一に考え、大法を実証することをその次と考えていました。もっと詳しく説明しますと、自分はどのように大法を実証したかをもって、自分はいかに偉大であるかを強調していました。しかし同修の文書を読みますと、いかに全体の協調を行って法を実証していたか、その経験を語り、同修たちに協調を基点として呼びかけていました。私は間違っていました、私は本当に間違っていました。私はこの問題から飛び出していないために、邪悪に隙に乗じられ、長期にわたり身体や精神的にも妨害されていました。
 
 私は、自分が努力して修煉していたと思っていました。煉功・学法・発正念・真相を伝える・衆生を救うなどを休むことなく行っていました。なぜ個人修煉の状態から抜け出せなかったのでしょうか? やはり基点の問題でした。師父は私たち弟子に対して求めているのは、正法の中で「三つのこと」をしっかりと行うことです。しかし、私は個人修煉状態の中で、自分の体得を感受して、自分はいかによく行っているかを証明しようとし、自分の名に執着していました。これらはすべてが旧宇宙の「我」ならびに「私」という属性が作用していました。これでは師父が要求している基準に達することができますか? また、どのように旧勢力の迫害を取り除くことができますか? これらの執着を取り除かれていなければ、旧勢力が按配した枠の中で這い回るしかありません。
 
 執着を見つけた後の数日間は、辛い思いをしましたが、これらの執着を取り除く努力をしました。今になって振り返ってみれば、それらの低レベルの執着を、執着していたことを笑ってしまい、何の意味もなかったことに気づきました。最も不潔なものを持って自我を顕示し、これほど恥ずかしいことはないのです。
 
 ここで、私と同様な執着を持っているの同修に、修煉の基点を正しくもち、個人修煉の状態から抜けだして、旧勢力によって自分に対する按配を全面的に否定し、正法修煉の道に歩み、全力投入して衆生を救いましょう!
 
 師父の慈悲なるご加護、見捨ててくださらなかったことに感謝すると共に、同修の協調に感謝します。
 
 私の次元での悟りです。不適切なところがあれば、慈悲をもってご指摘してください。ありがとうございました! 
 
2010年10月31日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2010/10/23/231362.html

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