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妨害を排除し、法の暗記を続ける(二)


文/武漢の大法弟子

(明慧日本)私はずっと協調の仕事を担当しており、それに、人を救うたくさんのプロジェクトに参加して、いろいろなことをこなしてきましたので、次第に顕示心が膨らんできて、さらにますます強くなり、時々とても激しくて、甚だしきに至っては少し何かをすればすぐ自分を顕示しようとします。長年にわたってこの顕示心を取り除こうといろいろ工夫しましたが、どうしても取り除けませんでした。
 
 今年9月のある日、私は勉強会の同修と大きなトラブルが発生し、同修は集団煉功や勉強会の環境を提供したくない事態になってしまいました。私は、同修の過激な言動で苦しくてたまりませんでした。皆で一緒に学法する環境を失ってしまうことを思うと、私はご飯も食べたくなく、眠れず、元気もなく、落ち着いて法を暗記することもできなくなりました。私は心の中で、地元の法を実証するプロジェクトに私はほとんど参加しており、時々協調の仕事が忙しくて、ご飯を食べる時間さえないのに、同修はどうして私のことを理解してくれないのでしょうか? しかも、同修が言っていることは、私は全然そのように考えていないのに、どうして同修はどうしても私に押しつけなければならないのでしょうか、と思いました。心の中は苦しくて辛くて法を暗記したくありません。これは、法を暗記するのを妨害しているのではないでしょうか? 絶対それに妨害されないよう、私は自分に言い聞かせました。
 
 その晩、法を暗記しました。「ところで彼のグループにあるいは同じ事務室に、何をやっても駄目で、何の取り柄もない人がいたのですが、ある日のこと、彼ではなく、その駄目な人が抜擢されて、しかも彼の上司になってしまいました。彼は心のバランスがとれなくなり、あちこちで不満を訴え、心中穏やかでなく、この上なく嫉妬するのです」「もし若者なら、始業ベルが鳴ると、『みな見てごらん、ぼく飛んでいるよ』と叫びたくなるでしょう。『ほらぼくの功はすごいだろう、ぼくは飛べるのだ』。自分の顕示心を容易に自制できないとはこういうことです。しかし彼が顕示しようと思うと、何もかもなくなってしまいます。こんなことの存在は許されないのです。こういうことはたくさんあり、どこの学習者にもあります」『転法輪』師父のこの2段落の説法は深く私の記憶に残りました。私は豁然と分かりました。なるほど、自分には顕示心があるせいで、自分は法を実証することをたくさんしているのに、同修は少ししかしていないから、心の中では同修のことを軽蔑し、嫉妬し、同修は精進しないと愚痴を言ってしまったのです。実は、同修もいろいろ耐えてきました。数年来、ずっと同修が場所を提供してくれました。同修のせいではなくて、私の嫉妬心によって同修間の隔たりを作ってしまいました。私は内に向かって探して嫉妬心と顕示心を取り除こうと決心しました。慈悲なる師父が私の顕示心と嫉妬心を根こそぎ取り除いてくださったおかげで、私の心は純粋になって、身体も軽くなったと感じました。そこで、私は自分から誠意を持って同修と法の上で交流し、同修も自分の不足を認識でき、私達はまた一緒に交流したり、協力し合ったりするようになりました。
 
 以上は個人の体験ですが、不足のところは慈悲にご指摘をお願いします。
 
 合掌!
 
 (完)
 
2010年12月20日

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