【明慧日本2011年12月19日】神韻芸術団は2011年12月19日、カナダの首都・オタワの国立芸術センターで「神韻2012世界巡回カナダ公演」の序幕を開いた。これに対し、カナダの政府要人達は相次いで祝辞を寄せ、「神韻公演が豊な中華文化を頂点に極めた」と称賛し、神韻芸術団がカナダおよび世界に多大な貢献をしてきたことを高く評価した。また、神韻のアーティスト達が優秀な中国文化をカナダに広めたことに感謝の意を表し、神韻芸術団が再びカナダを訪れたことを喜び、祝賀した。
神韻芸術団(Shen Yun Performing Arts)はアメリカ・ニューヨークに本部を置き、2011年12月から2012年5月にかけて、傘下にある三つの芸術団(神韻ニューヨーク芸術団、神韻国際芸術団、神韻巡回芸術団)が、北米、南米、ヨーロッパ、アジアおよびオセアニアで「神韻2012世界巡回公演」を行う予定。
年の終わりが迫る中、神韻公演の鑑賞はファンの間では、すでにクリスマスと新年を祝うのと同じように恒例行事となっている。神韻オタワ公演主催者によると、チケットの販売状況から見て、公演はカナダの主流社会に知れわたっており、多くの家庭が必ず鑑賞し、今では神韻のチケットが最も素晴らしいクリスマスプレゼントとなっていると語った。
総督「神韻公演は豊かな中華文化の頂点を極めた」
カナダ総督・デビッド・ジョンストン氏
2010年7月に着任したカナダ総督・デビッド・ジョンストン(David Johnston)氏は2年連続して神韻に祝辞を寄せた。
総督は今年の祝辞の中で次のように述べた。「この度、神韻公演を鑑賞されるすべての皆さんにお祝いの言葉を申し上げることができ、とても光栄に思います。多元文化が盛んな社会に生きるカナダ人は実に幸せです。政府として、国民が自分の民族の文化を伝承し保存すること、及び多元文化の素晴らしさを体験することを支持します!」
「数千年の歴史を有する中国の伝統文化が優美な音楽と舞踊を通じて、私達に啓発を与えています。豊かな中華文化の頂点を極めた神韻が、我が国の多元文化を更に輝かせてくれています。ここで、私は主催者とすべての協力者に感謝の意を伝えたいと思います。また、すべての観衆が素晴らしい一晩を過ごされることをお祈りいたします」
首相「神韻に感謝します!」
カナダ首相・スティーブン・ハーパー氏
カナダ首相・スティーブン・ハーパー氏も神韻公演に祝辞を寄せ、神韻への称賛と感謝の意を表した。2006年に当選した首相は6年の間に9回連続で祝辞を寄せ続けてきた。
祝辞の中で、ハーパー首相は神韻の芸術家への感謝、神韻の世界への貢献を称賛する以外に、政府を代表して真摯に神韻を祝福し、最高の一晩を過ごせることを願っていると述べた。また「中国古典舞踊と音楽が全世界で称賛される中、大きなスケールを有する神韻芸術団の訪問は我が国への最高のプレゼントです。私達が神韻を通じて、中国文化の奥深さと素晴らしさを体験できる絶好な機会に巡り合えたことは、幸運としか言いようがありません」と述べた。
このほか、連邦市民権・移民・多文化主義相・ジェイソン・ケニー(Jason Kenney)氏は数年来、連続して祝辞を寄せた。氏は今年も神韻のカナダの多元文化への貢献を称え、世界巡回公演の成功を祈ると述べた。
連邦環境相・ピーター・ケント氏
連邦環境相・ピーター・ケント(Peter Kent)氏も多年にわたって祝辞を寄せ、神韻公演が伝えようとする善良さ、勇気、希望などの精神文明は普遍的な価値観であり、この価値観を舞台からすべてのカナダ人が感じ取ることができると書き記した。
トロントで数回神韻を鑑賞したことのあるケント環境相は、「私は神韻のアーティスト達と主催者に称賛を与えたいと思います。なぜなら、彼らは民族、言語、宗教背景の異なるすべてのカナダ人に共に鑑賞できる中国文化を届けてくれ、それは我が国、さらに世界への貢献とも言えるからです」と、神韻の芸術性を高く評価した。
連邦国務相・ゴードン・オコナー氏
連邦国務相で与党代表院内幹事であるゴードン・オコナー氏も祝辞を寄せ、世界公演の成功を祈ると共に、「神韻が舞台文化の形で歴史を記録し、称えることは非常に重要なことです」と述べ、神韻公演の重要性を訴えた。