江西省の法輪功学習者3人 不当尋問・暴行される
■ 印刷版
 

 【明慧日本2014年9月2日】江西省上饒(じょうじょう)市の広豊県裁判所は6月6日午前、逮捕から裁判までずっと自分の名前など言わず迫害に屈しない6人の法輪功学習者対して、罪の証拠もなく法的プロセスに従わないままに不正裁判を開いた。

 裁判の当日、法廷の場で正義ある3人の弁護士は、法輪功を学んでいるとの理由でここまで6人が迫害を加えられてきた実態を述べ、彼らの人権を守るよう弁論した。

 ほかに傍聴者として3人の女性学習者が被告人を応援するため、裁判所に辿り着いた。しかし、3人は裁判所に立ち入りを禁止され、警官に嫌がらせを加えられた。午後になると、6人の警官により理由もなくパトカーに押し込まれ、連行された。

 そして、公安局で学習者3人は身柄を拘束され、尋問を強いられた。その間、誰もが名前も言わず、ただ法輪功迫害の真相を伝え続けた。

 夜になるまで、3人のカバンなど所持品の押収、採血などの検査を強要されるなか、3人は断固として拒否したが、暴力により抵抗を抑えられた。そのとき、一人は暴行によって破れたスカートから下着が露出し、でん部や腿に深刻な傷痕も見られた。

 その後、警官は拘禁するための診断書を偽造して、3人を留置場へ送り込んだ。拘禁中、断食を継続して迫害に不屈の精神を貫いた。命の危険があると見て、留置場側は13日後に釈放すると同意し、3人の断食をやめさせた。

 しかし13日後、公安局は留置場側に対して何も言わない人間を許さないと言い、拘禁し続けろと指示した。

 留置場側はその後、また断食を続けていた学習者たちに命の危険があった場合、責任を負うことを恐れ、秘密裏に3人を解放したという。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2014/9/1/296780.html)
 
関連文章