【明慧日本2015年8月18日】明慧ネットの報道によると、中国を中心とする法輪功迫害の元凶・江沢民告訴の運動は5月~先月23日まで、告訴者は10万3千人を超えた。中国以外の24カ国と地域も参加し、1,000人余りの被害者が中国の最高裁判所と最高検察院に訴状を提出したという。こうした社会現象について、最近、カナダの国会議員3人がインタービューを受け「支持する」と語った。
カナダの前司法部長アーウィン・コトラー(Irwin Cotler)議員は「民衆の力をあなどることはできない。多ければ多いほど力が大きい」。公民の権利を擁護する者や法輪功学習者を強制連行したりして多くの冤罪を生んだ。こうした人々を私たちは応援している。彼らの権利が保障されるまで、これからも私たちは努力し続ける。中国の指導者は政治と党内の闘争のために腐敗を根絶するのではなく、もう一つの腐敗にも注目してほしい。すなわち、人権擁護者の監禁、法輪功迫害など、人々の人権を必死に破壊していること。欧州議会、米連邦議会、カナダ議会の議員の多くは、中国共産党が法輪功学習者の生体から臓器を強制的に摘出していることを知っている。皆がこの犯罪の阻止に力を注いでいる。法輪功の「真・善・忍」は優れた伝統的な価値観であり、中国の伝統的な価値観の代表でもある。中国当局は法輪功の価値観を大きな財産だと考えてほしい」
人権委員会の副主席ウェイン・マーストン議員は、法輪功迫害の加害者・周永康が腐敗などの罪で無期懲役を受けたことについて「彼らは学習者などの生体から臓器を強制的に摘出したことに責任を負わなければならない。迫害の元凶・江沢民告訴の運動は各角度から見ても、中国で何らかの変革が起きるだろうと読み取れる。この数年、私たちの国際人権委員会は臓器狩りについて、信頼できる人から多くの証言を得ている。告訴運動について、私たちは支持し、さらに多くの被害者が告訴に出ることを期待している」
Tyrone Benskin議員は次のように語った。「私達はまず先ず、私たちの立場(人権委員会)から臓器狩りのことを強く非難する。この行為は人権と人類の尊厳を著しく踏みにじっている。この行為については、もっと暴露すべきだ。臓器狩り問題を解決するのは長く辛い道のりが待っていると思うが、中国国内の現状を変えたい声がもっと高まってほしい。江沢民告訴運動がもたらした影響を十分に活用すれば、臓器狩りなどに関与した者は最終的に同じように法の裁きを受けることになると思う」
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2015/7/31/151822.html)