2017年有罪判決を受けた無実のエリート達 
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 【明慧日本2018年2月7日】(中国=明慧記者)中国主流社会のエリートの多くは法輪功を学んでいる。中国共産党の政府高官、軍隊の将校、法曹界、教育界、医学界、科学技術などの幅広い各界のエリートたちがその中には含まれている。

 1999年7.20、中国共産党の江沢民一派は法輪功に対する迫害を発動したあと、社会のエリートである法輪功学習者たちを敵と見なし、残酷な迫害を行っている。

 一、新疆カラマイ市の医学博士・賀江海さんは、再び懲役5年の実刑判決を受ける

 医学博士の法輪功学習者・賀江海さん(53歳男性)は、1999年に広州中山医科大学の医学博士の課程を修了した。研究テーマは「神経栄養因子のパーキンソン病に対する治療作用」についてであった。元の職場「新疆大学」は賀さんの受け入れをしない方針により、彼は大学でのさらなる博士の勉強を諦めるしかなかった。人生の最悪の時に、1998年の暮れに彼は幸運にも広州で法輪大法と出会い、修煉を始めた彼は根本から人生を変えたのである。

 彼が法輪大法を修煉してわずか8カ月で、中共による大法に対する迫害が開始された。当時の彼は迷うことなく、ただちに真相を伝える潮流の中に身を投じた。2000年の年末、彼は同級生2人と(政府に陳情のため)天安門広場に行き、法輪大法は素晴らしいと書かれた横断幕を広げた。事後、彼が勤務する深圳医薬は彼を解雇した。そして彼は上海に移り住み、仕事をすることになった。(彼の母親は上海人である)

 2004年9月、賀さんは不当に懲役3年の実刑判決を宣告された。上海提鑑橋刑務所で残酷な迫害を受けた。

 解放された後、賀さんは父親が仕事をしたことのある、新疆カラマイ市に移り住み、会社を設立した。

 賀さんはその後、会社で国保大隊(法輪功迫害の実行機関)やコミュニティ責任者らの妨害をよく受けた。2017年5月30日、彼は会社の同僚に真相を伝える際、中国共産党による法輪功の誹謗中傷宣伝を信じている人に通報されて連行され、同年10月に再び懲役5年の実刑判決を受けた。

 このように医学会で実績のあるエリートが、「真・善・忍」に対する信奉を堅持したことで、江沢民らに二度にわたり、合計8年間刑務所に入れられた。これはなんという社会であろうか? これは何という政党であろうか? これらは中国の邪悪な共産党、江沢民一派にしかできない、良心のかけらもない行為である。 

 二、不当判決により10年間刑務所に入れられ、あらゆる拷問を受けた漢方医、再び懲役9年の判決を

 2017年11月10日、山東省青島市城陽区地裁は正気を失い、法輪功学習者・邵承洛さん、高文淑さん夫妻に対して、それぞれ懲役9年と懲役4年の実刑判決を宣告した。2人は即時に高裁に上訴した。

邵承洛老中医
漢方医・邵承洛さん

 青島市城陽区流亭趙村の法輪功学習者・邵承洛さん(66)は、20年以上にわたる漢方医学の針灸医である。彼は心根(こころね)が善良であり、当地の村民に深く尊敬されている。

 邵さんは大法を修煉したあと健康になり、知恵も開かれ、彼が書いた論文『掌紋による心筋症の針灸治療の臨床応用』は、中医青年学術セミナーに採用された。『心血管疾患の最も優れた対策』は、2000年4月北京で開催された世界伝統医学大会に採用された。『指紋と耳の診察による婦人病への応用』という論文は証書の二等賞を獲得し、中医基礎臨床研究に採用され出版された。『掌3D画像による早期診断、心血管疾患の予防治療の最も優れた対策』の論文は、警官が不当な家宅捜索を行った際に没収され、彼は2004年に北京で開催された世界伝統医学大会に参加する機会を奪われた。当時、彼の論文は大会に採用され、中国康復雑誌社が出版することが決まっていた。

 法輪功が迫害を受けてから、邵さんは強制労働教育3年と、懲役7年の実刑に処され、青島労働教養所、および山東省刑務所であらゆる拷問を受けたが、九死に一生を得た。彼の指は拷問で切断され、左足の親指も切断され、頚髄は三度にわたり重症を負い、腰椎は未だに重い後遺症が残っている。

 2017年5月2日午後、邵さんは青島市城陽区中黄埠村で法輪大法の標語を貼り付けたと疑われ、保安員に密告され、夏庄派出所の警官により連行された。

 警察は三度にわたり不当に家宅捜索を行ない、彼の妻・高文淑さんも不当に連行された。

 青島政法委員会(610弁公室を直轄する組織)、610弁公室、公安局・ 国保大隊の陥れとコントロール下で、城陽地裁は2017年11月10日、邵さんに懲役9年、高さんに懲役4年の不当判決を宣告し、再び冤罪を生んだ。弁護士は城陽地裁は気ままに法律を曲げて、善い人を陥れていると話した。2人は判決を不服として即時に青島高裁に上訴した。

 三、遼寧省鞍山市の優秀女性教師、懲役7年の不当判決を受ける

 2017年7月、鞍山市立山区地裁は、優秀な教師である法輪功学習者・孫敏さんに対して、懲役7年を宣告した。

 孫さんは湖南弁護士に法廷での弁護を依頼した。法廷での審査で再三にわたり嫌がらせいや妨害をされた湖弁護士は、これ以上の弁護ができないと見て法廷を出た。湖弁護士は憤りをもって話した。「私はこのような野蛮な法廷審理を見たことがなく、前代未聞である。私は裁判官として20年間務め、弁護士になって10年になりますが、大小の裁判は数百以上、いや千近くの案件を弁護してきました。しかし、このような法廷審理を見たことがなく、大いに見聞を広げた! まず、アンダーラインが全くない! 今回のいわゆる法廷審理は違法であり、承認されるものではなく、私はこの種の法廷に弁護文なんかを渡すつもりもありません」

 弁護士は立山区政法委と検察に、裁判官の職権乱用行為について告発した

孙敏老师
教師の孫敏さん

孙敏获得的荣誉证书
優秀教師として受けた栄誉証明書

 孫敏さん(50歳女性)は、道徳と才能を兼ね具えている、優秀な中学校教師である。職場の中核であり、哲学学士の学位をもっており、省レベル研究プロジェクトのメンバーである。1991年から2000年まで、彼女が書いた論文、教案、制作した教育用ソフトウエアなどは優秀成果金賞を受賞し、ほかに十数項目が金賞や特別賞を受賞している。教育界が得難い優秀な人材である。

 このような優秀な人材が、法輪大法を修煉し「真・善・忍」の信奉を堅守したというだけで、幾度も迫害を受けたが、九死に一生を得た。

 2016年6月28日、孫さんは鞍山市鉄東区第35中学校附近で、警官により不当に連行され、現金6万元(約100万円)を没収された。

酷刑演示:灌粪便
拷問のイメー図:口に糞便を流し込む

 鞍山市女子留置所の所長・趙洪波、看守・王宏が受刑者に指図して、地面に埋め込まれた鉄のリングに彼女の両足と両手を手錠で固定させ、トウモロコシで作った塩分の高いドロドロとしたものを灌食したり、時には詳細不明な薬物までも混入させ灌食させられた。受刑者を使い彼女を殴打したり、抓ったりしていたために、彼女は全身あざだらけで、衣服には血が沁み込み、大便がついていても着替えさせてもらえなかった。さらに麻薬の売人・李楠を使って、孫さんの口に大便を流し込ませた。孫さんは拷問などの苦しみを受け、体重は30キロ前後にまで痩せ細った。

酷刑演示:打毒针(绘画)
拷問のイメージ図:毒物の注射

 2000年10月、孫さんは馬三家労働教養所に送られ、あるゆる非人道的な拷問を受けた。例えば、長時間、直立不動で立たされ、しゃがまされ、飛行機を飛ばす(高く持ち上げられてコンクリートの地面に落す)、トイレに行かさない、激しく殴打する、スタンガンによる電撃、針を刺す、長時間睡眠をはく奪する、髪の毛を掴んで頭を壁にぶつけられ、額の骨が二度にわたり陥没し、後頭部の骨が一カ所砕けている。

 四、吉林省松原市地震局の副局長・李楽平さんは懲役7年を宣告された。当地は地震が絶えない

 李さんは吉林省松原市の法輪功学習者である。李さんは当地において才知にたけ、立身出世したりっぱな人物であると言われ、松原市地震局の副局長である。彼は法輪功を学んでから、名利に対して淡泊になり、人に対して寛大で親切である。彼の妻も他人のために尽くす人で、善良な人である。

 このような家族が、2016年8月、武装した200人の警官らに包囲されて不当に逮捕され、李さんの親戚までもが警官の暴行で負傷した。

 2017年7月、松原市地裁は李さんを初めとする数人の法輪功学習者に対して、不当に開廷審理を行ない、この期間中、松原市は続けて地震が発生した。しかし松原市の警察署、検察庁、裁判所は天からの警告を顧みず、李さんに懲役7年、親戚に懲役10年の実刑判決を宣告し、再び冤罪を生んだ。

 五、油田高級エンジニアの遊雲昇さんは何度も迫害を受ける

 山東省濰坊寿光市にある東営勝利油田の高級エンジニアで、法輪功学習者・遊雲昇さんは、濰坊地裁の宣告した懲役3年6カ月の実刑判決を不服として、濰坊高裁に上訴した。2017年10月、高裁は地裁の原判決を維持するという結論を出し、同年12月14日、遊さんは済南市にある山東省刑務所に拘禁された。これ以前の2008年、遊さんは懲役6年の判決を受け、同じ山東省刑務所で残酷な迫害を受けていた。

 六、天津市の楊宏さんと、妻・蒋雅暉さんは、懲役6年の実刑判決を受ける

 2017年8月11日、2年半にわたり不法に天津南留置場に拘禁されていた法輪功学習者・楊宏さんと、妻・蒋雅暉さんは懲役6年の実刑判決を受けた。

杨宏天津大学内燃机专业毕业
天津大学エンジン工学科を卒業した楊宏さん

 さんは17歳の時、内陸部の奥地の甘粛省から天津大学に入学した。1995年、彼は優秀な成績をもって天津大学エンジン工学科を卒業し、天津トヨタ発動機に入社した。彼は善良で誠実、温厚であり、仕事においても確実に行ない、同僚は彼のことが好きで、上司も彼のことを好きで重要視していた。彼の優れた職務能力が認められ、日本への研修に派遣された。

 1999年7月、中共の江沢民一派は法輪功に対する迫害を発動した。当時、日本で研修中の楊さんは、会社から理由を告げられることなく、突然帰国させられた。そして楊さんの両親は会社と協力して楊さんに、法輪功の修煉を放棄するよう圧力をかけ続けたが、楊さんはこれを拒否した。

 それからの数年間、楊さんは二度にわたり労働教育をさせられ、合計4年6カ月拘禁された。身体は痩せ細り、体重は35キロまで激減した。この期間中、天津トヨタ自動車は楊さんの家族を脅迫して署名させ、楊さんを解雇した。

蒋雅晖人民大学经贸专业毕业
人民大学の経済貿易科を卒業した蒋雅暉さん

 蒋さんは人民大学の経済貿易科を卒業した。1996年から法輪功を学び始め、人との付き合いにおいても善良なうえに単純で、上品さの中にも真摯であり、家族や友人に対しても思いやりがあって、同僚に対しても礼儀正しく、フレンドリーである。2006年4月5日、蒋さんと母親は自宅から連行され、強制労働教養所で2年間迫害を受けた。この期間中、蒋さんは修煉を放棄しないために、警官と看守から非人道的な、残酷な迫害を受けた。

 2006年1月8日、楊さんと蒋さんの両人は南開地裁で不当な裁判が行われ、3人の弁護士は法律に基づいて、充分な根拠をもって無罪の弁護を行い、法廷にいた警官、検察官、裁判官のみんなが敬服した。しかし遺憾なのは、610弁公室にコントロールされている警察署、検察庁、裁判所は依然として「弁護側は言いたいことを言えばよく、こちらはこちらの都合で判決を下す」という枠の中から抜け出すことができず、冤罪主張がなされていても、法に反し、良心に反して有罪判決を宣告した。

 七、深圳科学技術のエリート馮少勇博士と、ソフトウエアグラマーの陳澤奇さんは不当判決に直面

 2017年12月1日、400日以上不当に拘禁されている法輪功学習者・馮勇博士と、深圳達特パソコンソフトウエア開発部長・陳澤奇さんの2人は、直近に不当な開廷審理に直面している。

 馮少勇さん(40代)は、北京郵電大学を卒業し、1999年に同大学で博士課程で研究していたセット・トップ・ボックスを成功させ、賞金として百万元(約1700万円)を獲得したが、彼は1元も受け取らず、総額を北京郵電大学に寄付した。このように名利を淡泊に見ている慈善な人が、どうして利益のために違法な経営をするだろうか?

 信奉していることを堅持し、「真・善・忍」に基づいて善い人を目指す馮さんは、何度も不当に身柄を拘束され、強制労働を強要され、洗脳教育を受け、精神病院に送られ残酷な迫害により、全身傷だらけになった。

 陳澤奇さん(54)は、謙虚で学問に深く、優秀なソフトウエアのインスタグラマーで、得難い人材である。かつてソフトウエア会社数社の責任者を歴任し、ソフトウエア開発のプロジェクトの責任者でもあった。陳さんが責任者として開発した携帯端末「一指禅」および『スマーフデジタル辞書』は優秀なハイレベルな技術産品である。

 法廷上で、3人の弁護士は2人に無罪の弁護を行った。弁護士が法律や人権、信仰のこと、特に法輪功の話に及ぶと、たびたび裁判長・王小波と裁判官・蘇暁冬に答弁を遮られた。彼らは法輪功の真相を恐れた。

 弁護士は証拠の提出、および証人の出廷を強く求めた。検察官は何の証拠も提出することなく、5人の証人がいると言いながらも、出廷させなった。

 弁護士は300条の法律と本案件は一致しないと堅持して許さず、当事者にいわゆる「不法経営」という罪は存在しないと強調した。当事者の馮さんと、陳さんも違法経営は認めていない。

 検察官は法廷での態度が狂暴で、しかし語ることは乏しく、真っ赤な顔をして、原稿を読んでいるのだが、毎回「陥れ」という部分まで読むと、言葉が詰まって咳き込み、声が小さくなって聞き取れず、途中でトイレに行き、「二つの罪が同時に存在する」というところまで読むと、言葉もどもり2分間以上止まった。この状態になった検察官は弁護士との弁論ができなかった。

 証人として、馮さんの妻は、「馮少勇は法輪功を学んでから、とても善良で道徳が高尚な人になりました。彼はITのエリートであり、国家の棟梁です。現在すべての世帯が使っているセット・トップ・ボックスは、彼らの研究の成果です。このような善良な人が一晩にしてなぜ犯罪者になれるのでしょうか?」と証言した。

 最後に「裁判官が法律に基づいて公平かつ公正をもって、この案件に対処され、馮少勇と陳澤奇さんの2人を無罪で解放されることを希望します」と語った。

 八、河北省唐鋼のエンジニア・王雅新さんは公判審理を受け、弁護士は無罪で解放することを要求

 12月26日、河北省唐鋼の高級エンジニア・王雅新さん(女性)と唐鋼職員・孫利さんは不当な公判審理を受けた。

 公判審理の中で、王さんが依頼した弁護人・張弁護士は法廷で、「検察は、最高裁判所と最高検察庁の解釈を利用して、法輪功学習者の罪を決める根拠としているが、それには全く根拠がなく、法廷は自らの良知と道徳に基づき、歴史に対しても責任を負う精神で、高い責任感と歴史的な使命感をもって社会の正義を守り、正しく選択されるように願うものであり、本案件の清廉潔白な当事者・王雅新さんに対して、嘘・偽りのない正しい判決を下し、無罪で解放することを要求するものである」と答弁した。

 王さんの夫は、法輪功の歴史や真相を伝える目的、法律上のこと、政策および社会形勢の変化について、詳細に説明した。「『真・善・忍』を信奉する法輪功学習者に対し、留置することや逮捕し、拘禁し、起訴し、審判することは、すでにこれらは職権を乱用し、私利私欲のために法を乱用し、人を陥れ、偽証し、公民の信仰の自由を剥奪するなどの大罪に抵触しています。ですから、当事者はここに立たされて被告者とされるべきではなく、原告者であるべきです。なぜならば彼女こそが被害者であるからです。逆に彼女が今日すべきことは、自己弁護ではなく、悪事を働いた者を告訴し、告発することです。被害者に対する公判は迫害に参与する側のことであり、これこそが真の犯罪者なのです」と弁護した。そして「派出所の取り調べの記述書には届け人と、被疑者が同一人物になっており、もし偶然でなければ、記録の偽造という問題が存在します。当事者の無罪をここに宣言し、ただちに解放していただきたい。さらに、関連する法律に基づいて相応する国家賠償をここに要求します」と王さんの夫は述べた。

 王さんの夫は元山東省唐鉄の優秀な電気エンジニアであり、当社の電力管理部門の管理職である。

 王さんは法廷で自分は無罪であると自己弁護した。法輪功は健康な心身を作り、道徳を昇華(ある状態から、更に高度な状態へ飛躍すること)させる佛法修煉の功法である。法輪功に対する迫害はすべてが虚言を基礎とするものであり、法輪功学習者が配布した資料は人々に真相を知ってもらい、法輪大法の福音を得てもらうためのものであり、政治とはなんら無関係のものであると述べた。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/1/23/359895.html)
 
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