吉林通化市の張巧さん 不当に連行され偽映像を撮られる
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  【明慧日本2020年3月13日】吉林省通化県の法輪功学習者・張巧さんは2020年2月27日午後1時頃、県庁前の道を歩いていたところ、前方で自転車に乗っていた1人の男に呼び止められ、もう1人の男が張さんの後ろから迫って来て、男2人は張さんを掴んで地面に押えつけ、さらに右手の親指と腕に怪我をさせ、近くの派出所に連行した。

 派出所で、一部の警官らは張さんを尋問し、もう一部の警官らは張さんのポケットから奪った鍵を持って張さん宅に駆けつけ、家宅捜索をした。当時、大学生の娘が1人で家にいた。大勢の警官らがいきなり押し入って来て、娘は大変ショックを受けた。警官らは午後2時過ぎから午後6時まで、張さんの家を家宅捜索し、家の隅々まで調べ上げてメチャクチャにした後、すべての法輪功の関連書籍、パソコン、現金3~4000元(およそ4万5000円~6万円)を押収した。 

 翌日、警官らは張さんに手錠をかけたまま、人出が多い街に連れ出し、数台のビデオカメラで撮影した。その目的は、張さんが街でチラシを配っていたのを、現行犯として逮捕したという偽の映像を撮るためだった。街での撮影が終わった後、またもや張さんを自宅に連れて行き、前日押収した法輪功の関連書籍を並べて、撮影をした。それだけでは終わらず、警官らはまた張さんを住宅区の小道に連れて行き、撮影した。

 警官らは外で法輪功の真相チラシをすべて張さんが配ったという偽の証拠を作るために、3カ所に張さんを連れて行き、撮影をした。実は、必ずしも張さんが配ったわけではない。またその後、「誰が配ったのか」と警官らに尋問されても、回答しなかったため、張さん1人に責任を被せ、偽の映像を作ったものである。

 警官らは必要な偽の証拠を作った後、張さんに3000元の保釈金を払わせ、張さんをいったん解放して帰宅させ、家で裁判を待つということにした。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/3/1/401866.html)
 
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