【明慧日本2020年9月27日】不当に2年近く拘禁された天津市南開区の法輪功学習者・程桂英さん、程桂靖さん姉妹は、2020年1月13日、南開裁判所により重刑を言い渡され、高額の罰金を科された。桂英さんは懲役8年と罰金4万元(約60万円)。桂靖さんは懲役9年と罰金5万元(約75万円)を科された。2人は控訴したが、天津市第一中級裁判所は事実を無視して控訴を棄却し、原審を維持した。
8月下旬、程さん姉妹は天津西青女子刑務所に移送されて拘禁された。検察庁は年金口座を凍結すると脅しながら高額の罰金をすぐに支払うように強要した。家族は仕方なく高額な罰金を支払った。
程さん姉妹は仕事や家庭生活の中でも皆公認の良い人であり、留置場でも率先して人助けをし、皆との関係が良かった。桂靖さんは法輪功を修煉する前は病弱で、修煉後は心身共に昇華し、家でも夫の両親に孝行を行った。桂靖さんが連行された後、舅と姑(80代)は終日心配しており、眠れなくて高血圧、心臓病が現れて体調が悪化し、面倒を見る人が必要になった。
2018年5月17日午後2時、程さん姉妹は警察署へバイクのナンバープレートを取りに行った際、王頂堤派出所の警官ら数人に強制的にポケット検査をされた。2人は数台の携帯電話を押収され、王頂堤派出所に連れて行かれ、同日夜23時過ぎに南開区留置場に入れられた。
同日、王頂堤派出所の警官ら数人は程桂靖さんの自宅に押し入って家宅捜索を行い、法輪功の関連書籍を押収した。程桂英さんの家も警官らによって家宅捜索をされた。
6月22日、程さん2人は検察庁により不当な逮捕状が発布された。
2019年2月13日、10月18日、南開裁判所は程さん姉妹に対して2回にわたって開廷した。2020年1月13日、当事者も弁護士も家族も状況を全く知らない状況下で、関連の証拠もないまま、裁判所は密かに再度開廷して一審判決を維持した。