【明慧日本2020年10月8日】河南省漯河市臨潁県の元女性教師で法輪功学習者(以下、学習者)・馬月琴さんは、2019年11月29日、法輪功迫害に関する真相カレンダーを配っているときに警官に連行され、漯河市第二拘置所に不当に拘束された。調査の結果2020年7~8月頃、臨潁県検察庁、公安局、裁判所により懲役1年6カ月の実刑判決を言い渡された。
馬さん(60代女性)は、定年になるまで臨潁県中心小学校で教師として勤務していた。例年、優秀教師として評価され「真・善・忍」の基準で自分に厳しく要求し、定年後は親孝行をし、近所の人たちとも仲良くし、地域での評判は上々だった。
2019年11月29日、馬さんと学習者・孫玉芝さんは真相カレンダーを配りに臨寧県都倉郷へ行った。カレンダーを配り終えた2人は、村から電動三輪車に乗って帰る途中で警官に連行された。法輪功のカレンダーを配ったことを誰かに通報され、その後、臨潁県公安局に連行されて隔離尋問を受けた。馬さんと孫さんは共に家宅捜索を受け、孫さんは目が見えないため、その日の午後2時頃に解放された。
馬さんは漯河第二拘置所に不当に拘禁された。2020年の元旦に、夫と友人が漯河第二拘置所に面会に行き、夫は馬さんのためにお金を節約して用意していた衣服を預けて帰った。 その後、夫は漯河第二拘置所から帰宅して間もなく、ベッドから起き上がれなくなり、車椅子生活になった夫を甥っ子が面倒をみている。車椅子を押してもらい鍼灸治療を受けていると言う。
2020年7月~8月にかけて、馬さんは臨潁県検察庁、公安局、裁判所から不当に懲役1年半の実刑判決を言い渡された。
馬さんは何度も迫害を受け、不当に労働教養、実刑判決を受けていた。2006年、彼女は村の書記・曹平に誣告され、臨潁県610弁公室(法輪功迫害を専門とする組織)まで連行され、鄭州十八里河労働教養所で1年間迫害された。2014年の正月頃、再び不当に連行され、判決を宣告された。詳細については、明慧ネットの記事「河南省:定年退職した女性教師 不正な裁判を強いられる」を参照にしてください。