【明慧日本2020年10月8日】山東省慶雲県の法輪功学習者・杜暁静さんと王月霞さんは、2019年9月と11月にそれぞれ無棣県公安局と慶雲県公安局が共同で行った取り締まりで不当に連行され、山東徳州拘置所に拘禁された。最近、2人は裁判所に懲役3年の実刑判決を言い渡された。
また、2019年9月10日に、慶雲の法輪功学習者5人が夏津県裁判所から不当な実刑判決を受けた。最近では、趙俊香さんは不当に懲役8年、杜全村さんは懲役4年、王淑娟さんは懲役3年、于炳蘭さんは懲役2年、張連雲さんは懲役2年の実刑判決をそれぞれ言い渡された。杜暁静さんは杜全村さんの娘である。
無棣県のレストランで働いていた杜暁静さんは、2019年9月下旬頃、レストランの客に法輪功迫害の実態を伝えた。その客に通報され、無棣県公安局の警官に連行され、直接徳州拘置所に拘禁された。
2019年11月15日、無棣県信陽郷大庄村出身の王月霞さん(55歳女性)は、慶雲県徐園子郷派出所の警官に連行されて自宅に押し入られ、徳州市拘置所に拘禁された。
2018年11月18日午前、慶雲県公安局国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)の警官ら数十人が一斉に、法輪大法の書籍『法輪功』を勉強していた30人以上の学習者たちを連行した。長期間にわたる電話の盗聴や尾行、監視の下に、さらに10人の学習者たちを含む計46人を連行した。そのほとんどが60歳以上の高齢者であり、そのほとんどの学習者たちが家宅捜索を受けた。不当な尋問の期間を経て、ほとんどの学習者たちは徐々に自宅に戻され、解放された。学習者・段桂霞さん、于炳蘭さん、張連雲さんは所外で執行され、趙俊香さん、王淑娟さんは徳州拘置所に拘禁され、杜全村さんは慶雲県拘置所に拘禁された。
2020年1月15日午前、夏津裁判所は人を派遣して、慶雲裁判所で学習者・段桂霞さん、于炳蘭さん、張連雲さん、趙俊香さん、王淑娟さん、杜全村さんの6人に対して法廷審問を行い、1人の学習者につき2人の家族だけが傍聴できた。その後、9月10日に、夏津県裁判所は判決書を伝達した。