貴州省の何党玲さん 残酷な拷問を受ける
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 【明慧日本2020年10月13日】貴州省黔東南州の法輪功学習者・何党玲さん(59歳女性)は9月22日、警官らに連行され、現在、凱里市留置場に拘禁されて迫害を受けている。

 何さんは貴州省黎平県防疫拠点の元医師。中国共産党による法輪功への残酷な迫害の中で、何さんは2回にわたって不当に労教教養を強いられたことがあり、そこで非人道的な拷問を受けた。

 1回目の労働教養を受けていた間、軍人の姿勢で立たされ、酷く殴打され、髪の毛を引っ張られて壁にぶつけられ、冷たい水を掛けられるなどの拷問を受けた。

 2002年12月30日、何さんは3年の労働教養を強いられた。労働教養所で転向を強要されて様々な残酷な迫害を受けた。例えば、軍人の姿勢で1日20時間余り立たされた。酷く殴られ、髪を引っ張られて壁にぶつけられ、耳を引っ張られたりした。また、冷たい水を服の中に流され、麻袋に入れられた後に殴られたり踏みつけられたりした。

'中共酷刑示意图:殴打、撞头'

拷問のイメージ図:殴打され、頭を壁にぶつけられる

 何さんは労働教養所から解放された後、当局の人員らによく嫌がらせを受けたため、何さんは家を出て放浪生活を余儀なくされた。

 2回目の労働教養を受けた時、立たされ、洗脳教育を強要され、冬に服を脱がされるという拷問を受けた。

 2008年4月24日の昼、何さんは友人を訪問するため電車に乗って凱里市から玉屏県へ向かっていた際、電車内で連行された。留置場で1カ月余り拘禁された後、6月初めに貴州省女子労働教教養所に移送された。

 労働教養所四大隊で、何さんは毎日、翌日の午前3時まで立たされ、5時になるとすぐに起きなければならなかった。長時間立たされたことで両足が腫れあがり、体は痩せすぎて変形してしまった。

'中共体罚示意图:罚站'

中国共産党による拷問のイメージ図:立たされる

 労働教養所では、何さんは半年間洗髪、シャワーの使用など禁止された。洗濯はなおさら許されなかった。買い物も禁止され、トイレットペーパーや生理用品の購入さえ禁止された。ある時、監視役の受刑者の1人が何さんに同情してトイレットペーパーを渡したため、警官に発覚され何さんと共に処罰された。

 労働教養所では法輪功学習者は洗脳教育を強要されている。眠ること、トイレに行くことも許されず、毎日6〜8人の麻薬犯に交代制で監視され、叱られることは日常茶飯事であった。冬には服を脱がされ、冷たい風の通る所に立たされ、一晩中寒さに晒された。

 2008年6月9日、警官の指示で麻薬犯らが法輪功学習者を殴った。学習者達は顔と目が青紫色になった上、口の中に汚くて臭い床拭きの雑巾を詰められた。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2020/10/9/413571.html)