昆明市の優秀教師・趙晨宇さん 懲役4年の不当判決
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 【明慧日本2020年10月18日】雲南省昆明市で生徒たちに敬愛されていた優秀教師・趙晨雨さん(56歳女性)は2018年8月27日、市内の自宅から警官らに連行され、家宅捜索を受けた。その後、景洪市裁判所により懲役4年の実刑判決を言い渡され、雲南省第二女子刑務所に収監された。西双版納に住んでいた80歳の高齢の母親も警官らに家宅捜索を受け、金銭を強要され、脅かされるなどの迫害を受けた挙句、2019年11月16日に死亡した。

 趙さんは中国語専攻の修士学位を有し、昆明第30中高一貫校の優秀教師であった。1998年に法輪功の修煉を始め、真・善・忍に従ってより良い人を目指し、家庭では良妻賢母で、社会では善良な市民で、学校では同僚たちに認められ、生徒たちに敬愛されていた。趙さんが担任したクラスは以前から成績が悪い生徒たちだった。ほかの教師らは誰もそのクラスの授業をしたがらなかった。趙さんが法輪功を修煉した後、そのクラスの紀律も成績も著しく良くなった。 

 趙さんは2018年8月上旬に西双版納の母親を訪ねるために帰省し、8月24日頃に昆明市の自宅に戻った。8月27日、景洪市の国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)の警官らは昆明市西山区東陸橋派出所の警官らと結託して趙さん宅に押し入り、家宅捜索を行った。パソコン3台、プリンター2台、携帯電話17台、万能充電器35台、モバイルバッテリー8台等々、多くの個人財産及び数千ドルの現金を押収した。

 一方、西双版納では、趙さんの80歳の母親と息子も家宅捜索を受け、母親は15日間行政拘留とされ、罰金1000元を科された。母親は高齢のため、拘留は実行されなかったが、あまりのショックで病気になり重症化して入院し、2019年11月16日に死亡した。 

 1999年7.20以来、趙さんは何度も迫害を受けた。1999年、北京へ陳情に行く途中に連行されて1カ月間拘禁された後、また洗脳班に送り込まれ迫害を受けた。2005年7月22日、趙さんは友人と共にチベットへ旅行に行った際、連行されて昆明中級裁判所に「邪教組織を利用して法律の実施を破壊した」という罪名で懲役3年の実刑判決を言い渡された。

 趙さんは雲南省女子第二刑務所に収監されていた間、毎日16時間にわたって小さい椅子に座ることを強要され、さらに常に罵られた。洗脳教育を受けたり、水分は1日500mlしかとれず、トイレは1日3回のみと制限され、買い物も禁止されていた。

 趙さんは法輪功の修煉を堅持していたため、教師の進級資格を剥奪され、給料とボーナスを差し控えられ、さらに学校から解雇された。当局の圧力によって警官であった夫との離婚も強要された。趙さんは懲役を受けていた期間、幼い息子は放置され、社会的なモラルの低下によってあやうく破滅寸前になるところだった。

 2019年7月26日、趙さんは裁判を受け、懲役4年の実刑判決を言い渡され、罰金4万元を科された。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/10/13/413725.html)
 
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