大興安嶺地区の政法委員会 学習者の家族に嫌がらせ
【明慧日本2020年10月21日】(黒竜江省=明慧記者)黒竜江省大興安嶺(だいこうあんれい)地区韓家園林業局の政法委員会(治安・司法などを統括する機関)が「ゼロ化作戦」という名義のもとで、数人の法輪功学習者の家族に嫌がらせをした。家を離れた学習者の家族をも含め、「登録された」すべての学習者の家族が、「家族を代表をして法輪功の修煉を放棄する」という署名を強要された。しかし、正義感のある家族は署名を断った。
10月10日午前、韓家園林業局の政法委・呂伝国は、夏秀梅さんの夫を委員会に呼びつけ、署名を強要した。
10月11日午前、夏さんの勤め先の木工場の工場長がもう一度夏さんの夫に署名を強要し、署名すればお金を渡すと説得したが、夏さんの夫は断り、次のように伝えた。「妻は以前複数の病気に罹ったが、法輪功を学んでから治った。もし法輪功を学ばなければ、どうなったか分からない」。工場長はネットに名前を登録し、署名したら名前を取り消してやると言った。しかし、夏さんの夫は自分は関係ないと答えた。
10月11日午前、趙培金さんの夫と邵麗華さんの夫の勤め先のリーダー、主任、書記に、事務所に呼ばれて署名を強要され、署名すれば3000元を渡して、難題を解決しやると言われた。趙さんの夫は中国共産党の法輪功迫害が家族と本人に苦痛をもたらし、妻は「真・善・忍」を信仰しているとして懲役5年の実刑判決を言い渡され、教職を失ったことを述べた。邵さんの夫は法輪功を学んでから健康になり、家族も健康になり、二十数年間薬を飲んだことがないと言った。正義感のある家族はみな署名を拒否した。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)