湖北省の陳迪才さん 不当に懲役7年
■ 印刷版
 

 【明慧日本2020年10月22日】(湖北省=明慧記者)湖北省黄石市の法輪功学習者・陳迪才さんは不当に1年余り拘禁された後、9月22日にオンラインで裁判を受け、捏造された事実により懲役7年の実刑判決を言い渡された。陳さんは不服として控訴し、二審を待っている。

 陳さんは今年38歳、大卒、戸籍は黄石市に管轄される陽新県黄額口鎮。2019年7月3日、陳さんの姉が夫に殴られ、姪がおじの陳さんに電話をかけたため、陳さんは自転車に乗って姉の家に行ってみると、姉はベッドで横になり、地面に引っ張られた髪の毛が散らばっていた。陳さんが姉の夫・李生水に問いただすと、李は電話で陳さんが法輪功を学んでいることを通報したと言った。夜11時ごろ、黄石市黄石港区紅旗橋派出所の警官が陳さんと姉一家を派出所に連行し、陳さんの体から法輪功の内容のUSBと紙幣を探し出した。派出所は直ちに黄石港区の国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)に連絡した。

酷刑演示:吊铐

拷問の実演:吊るし上げられる

 陳さんは紅旗橋派出所の近くの巨象ホテルで3昼夜拘束された。その期間中、警官は陳さんに飲食を許さず、眠らせなかった。数人の警官が陳さんを絶えず拷問した。黄石港区国保は管轄下の勝陽港派出所から刑事警官・倪格を引き抜いて利用した。陳さんは殴打され、両手を背中で縛られ鉄の窓に吊り上げられ、足が地面から離れた。耐えられないほど限界になった時、下げられた。さらに「背中の剣」という残虐な拷問も受けた。両手を背中に回して手錠をかけ、両手と背中の間にペットボトルが入れられ、ペットボトルを動かされ、苦しめられた。

中共酷刑示意图:背铐
拷問のイメージ図:背中で手錠をかけられる

 7月6日、紅旗橋派出所の警官は陳さんの住居を捜査した。翌日、黄石市公安局黄石港分局に15日間行政拘置され、7月22日に黄石市公安局黄石港分局に刑事拘置され、8月1日に不当に逮捕された。

 9月29日、陳さんは黄石港区検察庁に起訴され、のちに西塞山区裁判所に移送された。西塞山区裁判所は9月30日に陳さんを尋問し、すべての案件を審査した。

 陳さんはすでに黄石市下陸峰烈山第一留置場に1年以上拘禁されていた。2020年9月22日午前10時、西塞山区裁判所はオンラインで開廷し、陳さんに懲役7年の実刑判決を言い渡した。裁判所側は捏造された偽の証拠を提示し、陳さんがプリンター20台、法輪功の内容のUSBを持っていたとした。また、裁判所側は弁護士の無罪主張を聞き入れなかった。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/10/8/413521.html)
 
関連文章