【明慧日本2020年10月22日】イギリスの法輪功学習者(以下、学習者)は10月10日、ロンドンの中心部にあるトラファルガー広場とチャイナタウンで、法輪功の実態を伝えるキャンペーンを行なった。人々は活動を支持して署名を行ない、中国共産党(以下、中共)が学習者から臓器を収奪する人道に反する罪の停止を求め、中共の存在を拒否し、邪な中共を打倒することを強く望んだ。そして人々は法輪功の基準である「真・善・忍」は普遍的な価値であり、人類に希望をもたらすと話した。
10月10日、学習者はトラファルガー広場で法輪功の実態を伝える |
感染症の影響でロンドンを訪れる観光客は依然として少ないが、学習者の活動に人々は注目し、法輪功の実態について尋ね、中共の迫害に反対する署名をした。数人の中国人の若者は法輪功迫害の実態パネルを読み、学習者の煉功を見守った。
ウェールズの女性「法輪功の無私で利他の理念は世界平和実現の鍵である」
パネルを真剣に読むウェールズの女性・ジェーンさん |
自転車で通りかかったウェールズの女性・ジェーンさんは、学習者と交流した後、法輪功の実態が書かれたパネルを真剣に読み始めた。
自己紹介によると、彼女はウェールズにある農場から来ており、定年退職するまでは公務員だったという。法輪功の無私で利他の理念に興味をもち、この理念と穏やかな心が世界平和実現のカギになるという。「もし、あなたがいつも他人のことを先に考えることができれば、安らかな心を得ることができると書かれているのを読みました。これは真理でその通りです。私も努力して他人のことを考えるようにします。そうしなければ私も不幸になります」、「すべての人がこの(理念)を持っていれば、穏やかな心が世界平和に向かわせる鍵になります。もし、あなたの心が穏やかであれば、怒ることもなく、他人を傷つけることもありません。どんな理由であれ怒ることはマイナスであり、心身に害を与えてしまいます」
法輪功は人々に善を教え、人の心を改善させる力が具わっている事について、ジェーンさんは驚き、興味を持った。「どんな運動であれ人にとってよい事ですが、しかし、運動だけを行ない、考え方を変え、他人のことを考えなければ、運動の効果はそれほど期待できません。あなたの考えが自己中心的でなく、他人のためであれば、あなたの心は穏やかになります」、「真に他人のために考えることは簡単にできるものではありません」と話し、法輪功が人の心を変える不思議な力がどこから来ているのか知りたいという。
ジェーンさんは、法輪功の教えの「真・善・忍」は普遍的な価値であり、今日の人間社会の道徳の低下と虚言に覆われている現状の中で、法輪功の純粋さが人間社会を好転させることを期待している。法輪功は世界100以上の国と地域、異なる文化、異なる民族に伝わり、1億人以上が恩恵を受けていることを知ったジェーンさんは、「私はどのように参加すればいいですか? どこから始めればいいですか?」と言って、法輪功についてさらに知りたいと言った。
学習者はジェーンさんに、21年来、学習者が理性をもって平和的に迫害を制止する活動を通して、中国人や国際社会が目覚め始めており、3億6000万人が中共組織から脱退したことを告げると、ジェーンさんは、「ワォー! 人の心が本当に変わり、人は本当に目覚めたのですね」と興奮した様子で話した。
フランス人若者「私はフランス語版『轉法輪』を読む」
「これらの(真実)を知ることはとても重要です。罪のない人が殺されるのはいけないことです」と語ったのは、ロンドンの友人に会いに来た、フランス人の若者ジャックさんである。彼は中共の法輪功への迫害停止を求める用紙に署名をした。
そして「これは非常に悪いことです。人々が彼らの(信仰)自由のために拷問され、投獄されてはならないのです。この状況を速やかに変えなければなりません」、「共産主義がこう(邪悪)なのを私は知っています。はやく変わるのが見たいです」、「あなた達はよく行なっています、がんばって続けて下さい」と、ジャックさんは中共の人道に反する悪の終息を望み、学習者の活動を支持した。
ジャックさんは煉功について、「私は非常に興味を持ち、とてもいいと思います。もっと多く勉強して、後日、煉功を学びに行きたい、必ず行きます」と話した。学習者は、インターネットで煉功を教えるビデオや、40カ国語に翻訳された『轉法輪』の本を無料でダウンロードできると教え、ジャックさんは喜んで「私はフランス語で『轉法輪』を読みます」と話した。
彼は「これらの情報をフェイスブックにアップロードし、友人らに見てもらいます」と話し、携帯電話でパネルの資料を撮影した。次の週末にも同様な活動が行なわれると聞いて、「明日、友人を連れてきます」と話した。
神を信じるブルガリア人「共産主義のすべては偽物である」
「共産主義のすべては偽物で嘘であり、真実を語らず、今日はあなたと友でも、明日は敵となるのです」と、話したのはロンドンに来て1年になる、ブルガリア人のジョージさんである。
ジョージさんは元スポーツ選手で、今は水泳のコーチをしており、体育訓練学校の校長である。1年前、仕事で招かれてロンドに住み着いた。彼の母方の祖父は国王の庭師をしていたので、一家は信仰を持ち、共産党を信じていないという。「それは共産主義が現れる前で、私達はこの人たち(共産党)に反感を持っています」と話した。
ジョージさんが言うには、共産党の毒素は昨今、世界に広く存在し、人々はこのことに目覚めなければならないと言い、「ここ(イギリス)、中国(中共)、ロシア、ブルガリアにおいて、人々は嘘を言い、共産主義がそこで悪事を働いています」と話す。
ジョージさんは、中共の残酷な法輪功への迫害、学習者の生体から臓器収奪をして莫大な利益を得ていることを知って、潔く迫害に反対する署名をした。そして数種類の資料を手に取り、中共の劣悪さを認識させるために、周りの人に配ると言った。
学習者は彼に、法輪功の教えは「真・善・忍」であることを告げると、彼は「これは真理であり、私は知っています」と話した。
学習者から、共産主義を滅する潮流が国際社会に起きていること、天が中共を滅ぼし始めていることを告げられたジョージさんは、「共産党が国際舞台から退く歴史的な瞬間は直ぐやってきます。そうなればすべてが変わります」と言った。彼は善悪には報いがあることを信じ、どの宗教であれ、どの国であれ、あなたがどんな名前であれ、(慈悲なる)神は一人一人に良い按排をしてくれるという。
イングランド人「自己の信仰のために立ち上がる法輪功学習者を尊敬する」
「信仰のために立ち上がる法輪功学習者を尊敬する」というカレさん(左) |
初めて学習者の活動に出会ったイングランド人のシャルル・カレさんは「あなた達は自分の信仰のために立ち上がり、尊敬します」と話した。
東洋の宗教に興味を持つカレさんは、旅行でロンドンを訪れ、最終日に学習者の活動に出会った。学習者は彼に法輪功の実態を伝えると、カレさんは迫害の制止に尽くしたい、多くのイギリス人がこのことに力になってくれることを願い、迫害制止の署名を行なった。
「中国や世界で発生している災難をイギリス人に知ってもらうことを願い、私達が一つになってイギリス政府に具体的な行動を取るよう促してほしい、これは簡単にできる事ではないが、そうなることを願っています」と話すカレさんは、イギリス人が精神面を高め努力をして心を開いて、他人と世界に関心を持ち、共産主義の(罪悪)を認識してほしいという。
学習者はカレさんに、法輪功の修煉は「真・善・忍」の指導理念に基づいて、自分の生活を律し、自分の心性を高めることであると伝えた。授業で坐禅を教えているカレさんは、法輪功が人の心を善に向かわせる理念に賛同し、「他人を強制するのではなく、自分の行動を改めることは非常に力があり、結果的に世界を変えることができます」、「私は法輪功を深く尊敬しています」と話した。
10月10日、ロンドンのチャイナタウンで行なわれた活動 |
10月10日、学習者はいつもと同じようにロンドンのチャイナタウンで迫害の実態を伝える活動を行なった。真相を理解した人々は迫害制止の署名を行ない、イギリス政府と国際社会が協力して中共の法輪功への迫害を制止することを願っているという。
反共産党に徹するイギリス人「法輪功は世界に平和的なエネルギーを発している」
チャイナタウンで署名するジームさん |
「あなた達は世界に向けて平和なエネルギーを発しているように感じました。私はここを通りかかっただけでそう感じました」と、イギリス人のジームさんはチャイナタウンで署名した後、学習者に話した。
10日の活動が終了し、学習者が荷物をまとめてその場から離れようとした時、ジームさんは中共の法輪功への迫害に反対する署名をした。ジームさんは友人と世間話をする時、法輪功の話題をよく話すという。
「学習者はとても勇敢だと思う、このような迫害を受けながら、立ち上がり迫害の反対をし続けています」と、学習者の勇気を称えた。
ジームさんは法輪功が唱える「真・善・忍」の原則に共感し、学習者は自分の信仰を実践すると同時に、中国の伝統文化の復興に努力しているという。「あなた達は正しい事を行なっていると私は思います。中国人には精神的な目覚めが必要です。法輪功は、中共に壊滅された伝統文化の復興に努力しています」と話し、学習者がプレゼントした、神聖さを象徴する蓮の花を家の窓の横に飾り、大切にしたいと言った。
定年退職するまでにITの仕事に従事していたジームさんは、中共の邪悪な本質はすでに知っており、共産党に断固反対し滅亡を願っている。中共は世界で極悪非道だという。「かれら(中共)は最も悪であり、悪魔です。彼らが行なっているすべては権力のためで、国民に対するコントロールは善意がなく、私利私欲のためです。かれらは言動や行なった事の精神的な意味を全く気にせず、全く唯物論的で極端に貪欲であり、邪な行ないをもってすべての人に対処しようと企んでいます」と話した。
共産主義は神に反し、人道に反し、その最終目的は人類を滅ぼすことである。ジームさんはこの観点に共感している。ジームさんは、昨今の世界の正義の力と共産主義の対峙は、正義と悪との戦いであり、イギリス人は共産主義の毒害から目覚めなければならないという。「200年前かれら(共産主義)に悪い思想が現れ、その時から悪く、とても狂暴であり、極めて破壊性が具わっていた。共産主義が現れる場所はどこであっても、ベトナム、ベネズエラ、キューバ、東ヨーロッパ、ロシア、中国などの国を見てください、邪と殺戮がその国で続いているのです」、「かれらは人間を商品として操り、根本から人類には魂が存在していることを認めず、人の精神面を認めず、事実上、かれらは神性に反しているのです」とジームさんは話した。
3億6000万人は安泰を求めて、中共組織から脱退したこと、天が中共を滅ぼすという重大な情報を聞いたジームさんは、嬉しくてほっとし、人類の希望を見つけたという。「私はこのようになることを是非見たいのです。中国は世界の人口の4分の1を占め、共産主義から離脱しなければ、死んだことに等しいのです」、「旧ソ連はベルリンの壁が崩壊するまでは強大に見えていても、瞬く間に崩壊しました。私達には希望があるのです。古から邪は正に勝ることはできず、遅かれ早かれ人々はそのことを理解するでしょう」