【明慧日本2020年10月25日】スウェーデンの法輪功学習者(以下、学習者)は2020年の夏から、毎週火、金、土曜日に、国会広場で市民に法輪功の素晴らしさを伝えている。また、中国共産党(以下、中共)による法輪功迫害の実態を暴いている。学習者たちが続けている、平和で理性的な迫害停止の呼びかけ活動は、スウェーデン各界から支持を受けている。
雨天にもかかわらず法輪功迫害の実態伝え、人々が感動する
9月19日の活動は、雨がずっと降り気温も低かったが、国会広場で活動する学習者たちは、市民に迫害の実態を伝えるチャンスを逃さないように、いつものように「法輪功への迫害を停止させよう」の横断幕を掲げ、パネル資料を設置した。美しい煉功音楽に合わせて功法を実演をしたり、通行人に資料を配布しながら詳しく説明する学習者もいた。
静かで穏やかな集団煉功を見て、多くの通行人が立ち止まって注目していた。ある人は「凄いですね。あなたたちは本当にどんな天候にもかかわらず、いつもここでやっていますね。法輪功に何が起きているのですか?」と驚いて言った。資料を受け取る人や、学習者を囲んで法輪功迫害の実態について聞く人達もおり、真実を理解した人は署名することを通して活動への支持を表した。
9月19日、雨の中で功法を実演する法輪功学習者 |
法輪功迫害の真実を理解し、法輪功を支持するために署名する市民ら |
ゆったりとした功法を体験する市民ら |
パネル資料の前で、傘を持って英語版のチラシを持った男性がいた。彼は自分の鞄が雨に濡れないようにしっかり胸に抱きながら、パネル資料の内容をじっくり読んでいた。長い時間をかけて全ての内容を読み終わった後ブースに来て、雨除けのビニールシートの下に置いてある迫害停止の陳情書を見て、学習者に「このシートを取って、署名しても良いですか」と聞いた。
署名する時、男性の手は震えていた。「すみません。冷たい雨の中、ここに長くいたからかも知れません。しかも、中共が本当に邪悪なので、全身が震えています」、「これらのことは全く考えられないことです。今の時代に『臓器狩り』が発生しているなんて、本当に怖いです。この署名があなた達の役に立てばいいですね」と言った。その後、男性は真剣に丁寧に署名した。
スペインから来た夫婦は、チラシを読んでいた。その後、夫婦は学習者と長く話した。彼らが理解できないことは、なぜ中国政府は善なる市民に対してそんなにも残酷になれるのか、という質問に学習者は丁寧に答えた。「法輪功が弾圧される前は、中国で法輪功を修煉する人は1億人以上に達していました。その人数は、中国共産党の党員数を超えたのです。多くの人が法輪功を修煉してから体が健康になり、道徳レベルが高まりました。しかし、中共の偽・悪・争という本性は、法輪大法の「真・善・忍」の理念と全く逆であり、さらに、中共は良い人が多すぎるとの恐れから、邪な口実をもって法輪功を誹謗中傷し、迫害を加えたのです。大量の証拠によると、中共は利益のために法輪功学習者の臓器を収奪し、販売し、今でも続けていることが分かっています」
真剣に聴いていた夫婦は、学習者が21年にわたり、法輪功迫害の真実を伝え、中共の邪悪を暴露し続けていることに敬服していると語った。男性は髪や服が雨に濡れていたが、真相を知った男性は、「ビニールシートを取ってください、署名します。ここであなた達を支持します」と喜んで言った。
スウェーデン警察が法輪功に敬服
スウェーデンの学習者たちは長年にわたって活動を行っているので、法輪功迫害に関する真実はスウェーデンでは広く知られている。地元の警察は、真・善・忍を修煉し理性を持って迫害停止を呼びかける団体を信頼しているという。
9月29日、晴天の中、国会広場で活動していた学習者たちは、韓国代表団が国会を訪問すると分かると、すぐに警官や警備員に協力し、横断幕やパネル資料を置く場所、功法実演の場所を調整し、迫害に関する資料を運ぶ車を道路の対面に移動させた。来訪の韓国代表団のために、十分な空間を開けて車両通行の邪魔にならないようにした。
活動を主催する責任者は、警察から当日の活動を取り消す知らせをもらっていなかったので、学習者たちはいつも通りに活動を行った。マスクを付けた韓国代表団とスウェーデン議長が活動拠点の前を車で通りかかった時、通行する人達がみな、平和的に活動している学習者たちを見ていた。その時、韓国代表団の中の1人の女性が、学習者たちに向かってきて、「いったい何のグループですか」と確認しに来た。学習者が英語と韓国語のチラシを渡すと、女性はチラシを受け取り、すぐに同行人に見せていた。
また市中心部に住んでいるロルフさんは、その日初めて法輪功に出会ったと言った。ロルフさんは髪が白く、修養のある老人に見えた。ロルフさんは学習者の功法実演をじっと見て、真剣にパネル資料を読み終えると、すぐに丁寧な字で署名した。ロルフさんは学習者に「先日妻が亡くなり、辛くて人に会いたくないのです」と言った。しかし、ここを離れるとき、「今までに感じたことがない楽しさを感じ、気持ち良さを感じました」と話した。「私の署名があなた達のお役に立てれば嬉しいです。ここにいてくれて、ありがとう。法輪功迫害の実態が分かりました。その酷さはとても受け入れがたいです」と言った。
そしてロルフさんは、「もっと多くの人が署名して、迫害停止の呼びかけ活動を支持するように希望しています」と言い、指で国会ビルを指しながら「この中の人は全員署名するべきです。正義を支持する人が多ければ多いほど良いのです」と言った。
韓国代表団の安全確保のため国会ビル周辺は警備員と警官の人数がかなり増えていた。これらの警備員と警官たちは、学習者たちが平和で理性的に陳情する姿を見て、学習者に微笑みながら、心から尊敬の気持ちを表した。警察の責任者は、学習者たちの協力に親指を立てて、学習者に感謝の気持ちを伝えた。
市民が法輪功を支持し、迫害の実態を伝える
10月3日、迫害の実態を伝える活動を始めてすぐに、スウェーデン生まれで移民のアンドレアスさんがやって来て、パネル資料の前に書いてある法輪の図形に興味を持った。気功に興味を持っており、「私はブラジルにいる時、このマークを見たことがあります。仏家のマークです」と学習者に言った。中共による法輪功への迫害の話を聞くと、「迫害はひどすぎます。この社会は一体どうしたのでしょう。本当に残虐です。受け入れがたいです。より多くの人に伝えて、迫害を阻止しましょう」と語った。
学習者と記念写真を撮り、法輪功を支持すると話すアンドレアスさん |
アンドレアスさんは、学習者が人々に迫害停止を呼びかける活動を21年間も続けていることを聞いて感動したという。署名した後、学習者と記念写真を撮り、離れる前に「法輪功のチラシと署名用の陳情書を持ち帰って、もっと多く人に署名してもらいます。そして法輪功の修煉も試してみたいです」と言った。
またマリーさんは弁護士で、長期的に人権と動物の保護のために弁護している。彼女は法輪功を支持し、法輪功学習者が行っている迫害停止の呼びかけ活動を支持しているという。
マリーさんは「あなた達のことを支持します。『臓器狩り』は、中共政府が犯罪集団と結託して人を殺す行為です。金銭のための共同犯罪は許されないことです。あなた達がやっていることは正しく、正義のために戦っています。必ず成功します」と、学習者たちを励ました。さらに、中共の残虐行為を暴く勇気と力に敬服すると言い、親指を立てて、「正義は必ず邪悪に勝ちます。頑張ってください」と言った。