河南省の75歳の夏中志さんに不当判決
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 【明慧日本2020年10月27日】河南省淮陽県鄭集郷の法輪功学習者・夏中志さん(75)は2019年3月15日、国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)の隊長・程偉峰に連行され、懲役3年6カ月の不当判決に処せられ、現在は河南省鄭州市の新密刑務所に拘禁されている。同じ村の法輪功学習者の高紀栄さんは現在、周口拘置所に拘束されている。

 2014年6月26日、淮陽県国保隊長(今は公安副局長に昇格)の程偉峰は、数人の警官を率いて孟楼鎮のある煉功に押し入り、夏さんを含む11人の法輪功学習者を連行した。夏さんは程偉峰により公安局に連行されて尋問された後、拘置所に不当に拘束された。その後、懲役3年の判決を受け、河南省鄭州市の新密刑務所に送られ、再び迫害を受け、精神的、肉体的にも大きな損害を受けた。

 2019年2月3日、程偉峰がいわゆる「貧困地区の援助」のために李柿園村へ行った際、夏さんは程偉峰を救うため、法輪功迫害の実態を伝えに行ったが、程偉峰は聞く耳を持たないだけでなく、再び夏さんを連行し、懲役3年6カ月の実刑判決を下した。心優しい年配の夏さんは再び河南鄭州の新密刑務所に送り込まれ、拘禁され迫害されている。家族は刑務所に面会に行ったが、刑務官は許可しなかった。

 淮陽県鄭集郷李柿園村の法輪功学習者・高紀栄さんは、2009年4月に国保の程偉峰に自宅から直接連行され、転向を強要されたが、高さんは協力せず転向しないことを主張した。

 2020年9月10日、高さんは地元の小付荘袋生産工場に行く途中、法輪功の資料を配布中、真相を知らない人に通報され、高さんは警官に連行され、電動三輪車も押収された。その後、警官らは家宅捜索したが、何も得られなかった。 現在、高さんは周口拘置所に拘束され、家族の面会は許可されていない。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/10/22/414086.html)
 
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