【明慧日本2020年10月27日】済南市歴城区の法輪功学習者・郝廣菊さん(70歳)は、コロナウイルスの流行期間中に法輪功迫害の実態を伝えていたところ、警官に尾行されて連行された。検察院で罪に陥れられ、現在、裁判所は彼女を召喚している。
郝さんはコロナウイルスが蔓延する中で、住宅地の住民に迫害の実態に関する情報を伝えていたところ、真相を知らない住民に通報されたため、歴下区の東関派出所の警官に尾行され、2020年4月27日午前10時頃、警官7~8人が不当に自宅に押し入り、郝さんを連行した。パソコン、プリンター、大法に関する本、コピー用紙などの私物が押収された。この件を担当する巒霞という警官(派出所の人ではないよう)が郝さんに押収リストのサインを求め、保釈金を払わせた。彼女はようやく釈放され即日帰宅した。
10月6日、東関派出所の廉という警官が郝さんの夫に電話をかけ「奥さんを派出所まで連れて来てくれ」と言った。郝さんが派出所に行くと、5、6枚の押収リストにもう一度署名する必要があると言った。郝さんは「憲法に国民は信仰の自由があり、法を犯していない」と書いた。
一週間ほど経った頃、検察院の男が郝さんの夫に電話をかけてきて、郝さんにもう一度、検察院に来てほしいということだった。郝さんの夫は「何のためにいくのですか? 彼女は法輪功を学んでから、身体が良くなったのですが、それに何の問題があるのですか? 彼女は家におりません」と言った。翌日、裁判所の者だと名乗る男から再び電話があり、郝さんに「法廷に来てくれ」と言い、弁護士を雇ってもいいと言ってきた。郝さんの夫は激怒して「なんで弁護士が必要なのですか? 妻が人を殺したのですか? 放火したのですか? それとも、お金を騙し取ったのですか?」と言うと、男は「奥さんが何をしたのかを知らないのですか?」と聞いた。郝さんの夫は「そんなことを私に言わないでください、そんなことはどうでもいいのです」と言って電話を切った。
中国共産党の警官や検察官、裁判官は法律を子供の遊びごとのように扱っているのを知って、70歳の郝さんの夫は、非常に怒っていた。それで、相手がどこの検察院や裁判所の人員だったのかを忘れてしまった。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)