四川省綿陽市の法輪功学習者4人に実刑判決
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 【明慧日本2020年10月27日】最近、四川省綿陽市の法輪功学習者(以下、学習者)4人は不当に懲役刑を宣告された。柳涛さんと鄧成開さんは2020年8月10日、綿陽市三台県裁判所により懲役4年6カ月、罰金2千元(約3万1000円)を科された。廖光慧さんは9月25日に綿陽市涪城(ふうじょう)区裁判所により懲役3年と罰金3千元(約4万7000円)を科された。同日、宋玉華さん(78歳)は涪城区裁判所により懲役3年、執行猶予4年、罰金2千元を科された。

 一、柳濤さんと鄧成開さんは連行され、不当判決を受ける

 綿陽市の学習者・柳涛さんは大学卒業後、深せんで働き、インドのITビジネスに従事していた。1999年7.20、江沢民が法輪功への迫害を開始した後、柳さんは法輪功迫害の実態を伝えたとして、同年11月に不当に労働教養3年を強いられた。広東三水労働教養所で煉功しただけで受刑者全員が1人あたり30回むちで殴られた。2009年6月、柳さんは再度連行され、懲役6年を宣告された。四川女子刑務所で吊り下げられて殴られ、手錠と足かせを嵌められて独房に閉じ込められ、睡眠剥奪などの拷問を受けた。

 綿陽市三台県の学習者・鄧承開さんは2001年9月に労働教養1年、2003年5月に労働教養2年を強いられ、2010年3月に懲役8年を宣告された。2019年7月20日の午前、柳さんと鄧さんは三台県芦渓鎮へ買い物に行っていた際に警官らに不当に連行され、家宅捜索を受けた。パトカー4台で私服警官7、8人が鄧さんの家に来て家宅捜索をし、午前から午後3時まで鄧さん家の隅から隅まで捜索し、多くの個人財産を押収した。

 二、廖光慧さん、宋玉華さんは連行され、不当判決を下される

 2019年7月20日、午後1時~3時まで、十数人の屈強な私服警官らが廖さんの家に押し入り、捜索令状や身分証明書などを提示せず、勝手に家族の行動を抑え、盗賊のように3時間にわたって家宅捜索をした。多くの個人財産及び現金を押収した上に、廖さんを連行して留置場に送り込んだ。

 2019年7月20日、宋さん(78歳)も連行されて綿陽市留置場に拘禁され、2020年3月27日に保釈されて帰宅したが、同年9月1日、廖さんと共に開廷された。9月25日、2人は懲役刑を宣告された。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/10/25/414204.html)
 
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