吉林省の70代の初玉珍さん 再び連行される
■ 印刷版
 

 【明慧日本2020年10月30日】(吉林省=明慧記者)吉林省舒蘭市の70代の法輪功学習者・初玉珍さんは9月24日前後、仮の住居で舒蘭市国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)の警官らに連行され、吉林市留置場に拘束された。連行された時に、初さんの部屋はめちゃくちゃにされ、パソコン、プリンター、法輪功の書籍などの私物を押収された。

 このような迫害は、初さんと夫の于洪福さんの身に何度もあった。 2010年8月3日、夫の于さんは農村に行き村人たちに法輪功迫害の実態を伝え、帰宅する途中で、金馬派出所の警官らに連行された。殴打され、15日間拘束された後、1年6カ月の労働教養を強いられた。

 2016年10月13日午前6時頃、南城派出所の十数人の警官は、初さん夫婦の仮の住居に押し入り、夫婦2人を連行したうえ、1万元(約15万円)以上の現金と3万元(約46万円)相当の大量の物品を押収した。初さんは体調不良のため入所を拒否され、帰宅したが、夫の于さんは迫害され危篤に陥った。舒蘭市留置場は責任を負うことを恐れ、2カ月後に于さんを家まで搬送した。

 2019年6月5日、初さん夫婦は自宅から連行され、プリンター、パソコンなどの私物を持ち去られた。于さんは留置場で心筋炎、高血圧、失明などの症状が現れた。同年12月24日、舒蘭市裁判所で懲役8年6カ月の実刑判決を言い渡され、1万元の罰金を科された。現在、舒蘭市留置場に拘禁されている。初さんは懲役9年6カ月の実刑判決を言い渡され、1万元の罰金を科されたが、アレルギー性紫斑病のため仮釈放された。

 今年9月24日前後、初さんは仮の住居で再度警官らに連行され、吉林市留置場に拘束された。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2020/10/24/414170.html)
 
関連文章