四川瀘州市80代の程思桂さん不当な裁判を受ける
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 【明慧日本2020年11月1日】(四川省=明慧記者)四川省瀘州市竜馬潭区80代の法輪功学習者・程思桂さんは、10月22日午前、瀘県裁判所で不当な裁判を受けた。

 程さんの夫は若い時に癌で亡くなり、息子も癌で亡くなったが、程さんは法輪功を学んだ後、癌が消え、絶望から活路を見い出した。そして、法輪功の良さを皆に知ってもらい、自分のように受益できるようにと考えた程さんは、真相を人々に伝えたため、拘束され、労働教養を強いられ迫害され、雇用主や周りから嫌がらせをたびたび受けた。

 2015年8月30日、程さんは江陽区黄艤鎮で警官に連行され、江陽区検察庁へ偽りの提訴をされた。2016年12月6日午後9時、江陽区裁判所の関係者3人が、不当な判決書に署名を貰おうと程さんの家に行った時(程さんに懲役2年、罰金3000元)、程さんは書類の内容を読んで下さいと頼んだが、関係者は読まずに慌てて帰って行った。

 2020年7月19日の朝、程さんは瀘県得勝鎮で法輪功の資料を配布していたところ、黒服の男性3人がいきなり程さんのバッグを押収し、程さんを派出所まで連行した。警官は陥れる証拠として、無理やり程さんの手を引っ張り、資料を指差した写真を撮り、程さんの手を掴んで指紋と掌紋を押印し、程さんが歩いている姿を撮影し、声を録音した。夜11時頃、ようやく家族が迎えに来て自宅に帰った。警官はまた、程さんの自宅で家宅捜索を行い、法輪功の書籍とミニスピーカーなどの私物を押収した。

 2020年9月の初め頃、程さんが買い物から帰宅すると、4人の警官が玄関先で待っていた。警官は「ちょっと一緒に来い」と言い、程さんの息子に車で母親を瀘県まで送るよう強要した。瀘県に到着した後、程さんは病院に連れて行かれ、全身の検査を受けた。それから、程さんは得勝派出所に連行され、警官は1枚の紙を取り出し、程さんの前でちらっと見せただけで、「お前は逮捕された、留置場に拘束してやる」と言った。

 得勝派出所で、程さんは午後から夜8時まで待っていた。しかし、検査の結果が不合格だったため、入所を拒否された。警官らは1時間ほどひそひそと話した後、程さんを家に帰らせた。警官は「また来る」と言って帰った。

 2020年10月22日、程さんは「開廷」の告知を受けて、息子に瀘県裁判所まで送ってもらい、裁判は午前9時半に終了した。現時点での詳しい情報は不明である。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/10/26/414241.html)
 
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