吉林省の教師・董維興さん濡れ衣を着せられる
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 【明慧日本2020年11月2日】(吉林省=明慧記者)吉林省伊通県の法輪功学習者・董維興さん(53)は2020年10月10日、伊通県公安局国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)の警官らに連行され、伊通県留置場に拘束された。最近、董さんの案件は伊通県検察庁へ提訴された。

 董さんは伊通県教師研修学校の指導教師である。1999年7.20、中国共産党(以下、中共)による法輪功迫害が始まった後、董さんは法輪功を放棄せず学び続けたため、不当に連行され、留置場や労働教養所に収容されて様々な拷問を受けた。

 一、伊通県留置場で、首に足かせをかけて鉄の椅子に縛り付け、裸の身に冷水をかける

中共酷刑示意图:殴打

拷問のイメージ図:殴打される

 2002年3月13日、伊通県永寧街派出所に連行された董さんは、手錠をかけられ、数人の警官に地面に押さえつけられて軍靴を履いた警官に2回蹴られ、意識を失いそうになった。しばらくして、董さんは徐々に回復したが、夜中に伊通県留置場に移送された。翌日3月14日、警官は重さ24キロの足かせを董さんの首にかけたまま、長時間しゃがむ姿勢を強要した。また、董さんを大きな鉄の椅子に座らせ、足に鉄製のブーツを履かせて両手を椅子の側面に置き、手錠をかけられ、胸の前を鉄筋でガードされた。その時、重い足かせはずっと首にかけられていた。大柄な警官が董さんの太ももを拳で二十数回殴りつけたため、太腿は黒紫色になった。また、警官は雑巾で董さんの目を巻き締めた。

酷刑演示:铁椅子

拷問の再現:鉄の椅子

 董さんは鉄の椅子から降ろされた時に血尿が出た。 3月15日、警官は董さんの服をすべて脱がせてから、前回と同じように鉄の椅子に縛り付け、窓を全開にして凍えさせた。董さんは、寒さで全身が震え上がっているにもかかわらず、警官は冷水をかけ、後ろで冷気を煽った。

 二、長春葦子溝労働収容所で、小さな腰掛、独房、足を踏みつける

 2002年5月14日~2003年11月30日までの間、董さんは長春葦子溝労働収容所に拘禁された。そこで、董さんは一日中小さなプラスチックの腰掛に座らされ、会話を許されず、面会することもできず、動くことも許されなかった。

长时间罚坐小凳子

拷問の再現:小さな腰掛に座らされる

 三、迫害の首魁を告訴したため連行される

 2015年5月1日、中共最高裁判所が「告訴があれば必ず受理し、立案調査しなければならない」と公表した後、董さんは江沢民を告訴する告訴状を最高検察庁に郵送した。同年12月15日、董さんは自宅で現地の警官らに手錠をかけられて連行され、家宅捜索を受けた。

酷刑演示:背铐

連行現場の再現:地面に押さえつけて手錠をかけ、連行する

 公安局で、董さんは手錠をかけられた手を椅子にかけられ、尋問された後、伊通県留置場に10日間拘束された。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/10/21/414063.html)
 
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