国際宗教自由デー カナダ外相は信仰の自由を支持
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 【明慧日本2020年11月2日】(オタワ=明慧記者・英梓)カナダのフランソワ・フィリップ・シャンパーニュ外務大臣は10月27日の国際宗教自由デーで、カナダは世界中で迫害を受けている信仰団体の人権状況に引き続き注目すると声明を発表し、特に中国で迫害されている法輪功に言及した。

'图:加拿大外交部长商鹏飞发表声明,表示加拿大将持续关注全世界遭受迫害的信仰团体的人权状况。'

シャンパーニュ外務大臣は、世界の信仰団体の人権状況に注目すると声明

 声明では、「国際宗教自由デー」は、信仰をもつすべての人々が差別や暴力、虐待を受けることなく、宗教の自由と人権を不法に犯されることから守る重要な機会であると述べた。

 新型コロナウイルスの蔓延中に、全世界の信仰団体が信仰の実践方法を調節した柔軟性を称賛すると同時に、中国、イラク、北朝鮮などを中心に宗教あるいは信仰への迫害や偏見の状況が悪化していることを強調した。

 「カナダは中国で迫害されている法輪功学習者(以下、学習者)を含む信仰団体に注目し、引き続き各国政府に連合国の特別プログラムが直ちに、束縛されることなく、意義を果たすように呼び掛ける」

 「多文化、多くの信仰と民族が共存する社会として、カナダは引き続き人権を支援し、国内と世界各地の宗教あるいは信仰の自由を保護することに努める」と強調した。

 カナダ政府は信仰の自由を支持

 近年、カナダ政府は連合国とその他の国際会議で、中国で迫害を受けている法輪功を含む信仰団体のために度々声を上げた。

 カナダは2018年と2019年に2年連続で、ワシントンDCで開催された「宗教の自由を促進する閣僚会議」において、共同声明を発表し署名した。声明では中国における宗教の自由が厳重に制限されていることを指摘し、中共政権に個人の(信仰の)権利を尊重するように呼び掛けた。

 2018年11月6日、「UPR(普遍的・定期的レビュー)」の一環として、カナダは国際連合人権理事会で人権問題に関する提議をし、中共政権に、学習者に対する起訴と迫害を止めるよう呼びかけた。

 カナダ政府は2014年の「UPR(普遍的・定期的レビュー)」において、連合国に学習者の臓器狩り問題を提出した。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/10/29/414389.html)
 
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