【明慧日本2020年11月5日】グローバル脱党サービスセンター・シドニー支部のボランティアらは10月10日の午前11時から午後3時まで、シドニー市政庁広場で中国共産党を解体する請願書(Petition to End CCP)の署名を集める活動を開催した。この活動は通行人に中国共産党(以下、中共)を解体するための請願書を配布してから署名してもらっている。多くの市民がこの活動に賛同し署名した。
シドニー市政庁広場前の繁華街のジョージストリートはいつも賑やかな街である。新型コロナウイルスの影響はあるが、2、3人連れで出かけている人も少なくない。脱党ボランティア達は、「ウイルスは中共を標的にしている」、「中共はウイルスの実態を隠蔽し、中国及び世界に災難をもたらした」、「中共から脱退し、中共ウイルスから遠く離れよう」、「天が中共を滅し、天が中華を守る」などの横断幕を掲げた。ユーゴスラビアから来た人は、彼らの国は共産党が存在した歴史もあり、共産党の邪悪さを分かっていると言い、請願書に署名した。中共に詳しくない人はボランティアに詳細を尋ね、真相を理解した後すぐに署名し、活動を支持すると言った。
繁華街で横断幕を掲げるボランティア達 |
横断幕に注目する通行人 |
「中国共産党を解体する請願書」に署名する市民 |
立ち止まってボランティアと話し合う市民 |
学生「すべての人が中共に抵抗すべき」
シドニーに留学しているインドの大学・エミナさんは「中共は悪すぎます。この問題を解決しなければならないのです。留学生なので、出来るだけ早く祖国へ帰国したいのです。しかし、ウイルスの影響で帰国する事ができなくなりました。このウイルスは全世界に影響を与えています。中共を阻止すべきです。すべての人が団結し、中共からの影響に抵抗しなければならないのです。ウイルスが流行している期間中、中共が世界に何をしているかを友達に伝えます。ウイルスが流行している期間中、中共が世界にもたらした全てを非難すべきです。あなた達がここで活動していることは本当に素晴らしいです。多くの人たちに中共の邪悪さを見せつけたのです」
シドニー市民「私は『中共ウイルス』という言葉が好き」
「中共はWHOを買収し、WHOは中共と結託してウイルスの拡散を隠蔽した」と語るデビッドさん |
デビッドさんは通りかかった時、すぐに署名しようと決めた。デビッドさんは「あなた達が、何をしているのか分かっています。私が望むことは、中共によるウイグル族への弾圧と法輪功への『臓器狩り』に関して、より多くの市民に知って欲しいということです。驚くべき臓器移植のガイドを聞いた事があります。ある男性が電話で、中国で臓器移植手術を受けたいが、自分に合っている臓器があるかどうかを医師に尋ねたところ、その医者は『あります、ぴったり適合する臓器を調達できる』と言うのです。移植もとの臓器を収奪された後、その人が生きている姿を見たとします。どう思いますか? この問題は、一連の重大な大きな警告をもたらしました。このすべては中共がやったことです。YouTubeで新唐人テレビが放送した『聚焦中国』の中では、『新型コロナウイルス』のことを『中共ウイルス』を言っています。この言葉が好きです」と語った。
シドニー市民「中共の邪悪な本質をますます理解している」
シドニーに住んでいるピーターさんは、「中共がウイルスを全世界に広げようとしている時、我々は中共の意図を理解しなければなりません。世界各国が中共からの影響に対抗すべきです。私の中国人の友達は、帰国したくないと言ってます。なぜなら、迫害されることを恐れているからです。友達は、中国で発生していることの話しさえできないのです。そういう話題に触れるだけでも恐れています」
「中国で発生している法輪功への『臓器狩り』について聞いたことがあります。本当に邪悪です。この問題に関して次第に理解しています。オーストラリアで臓器移植の手術を受ける時、その臓器は自国の寄贈者からだと思っていましたが、実は中国の良心の囚人(法輪功学習者)から強奪したものです。我々は必ずこのような行為を非難します。あなた達の活動は本当に素晴らしいです。偉いです。人々は中共の邪悪さをますます認識してきたのです。中共は国民に関心を持たず、権力だけに興味を持っているのです」と語った。
中国人が「中国共産党を解体する請願書」の署名活動に注目
男性「中国人の友達も今日の活動を注目するはずです」 |
中国人らしき男性がブースに向かって来た。男性は中国生まれでないが、中国語を少し話せると言った。彼は法律と政治に関わる仕事に従事していると言い、シドニーの他の街でこのような活動を見たことがあり、チラシをもらったことがあるので、中共に対してある程度わかっていると言った。
男性は次回の活動を行う場所と時間が分かれば、中国人の友達もこの活動に注目して署名に来るだろうと言った。ボランティア達がインターネットで署名できると伝えると、男性は友達のための資料と英語版の特集号を受け取った。ボランティア達は、男性と友達は法律と政治に関わる仕事に従事していると考え、『九評共産党』(共産党についての九つの論評)を紹介した。男性はこの本を読んだことがないので、英語版の『九評共産党』と友達のための中国語版の2冊を貰った。男性は喜んで本を受け取った。