【明慧日本2020年11月5日】(スウェーデン=明慧記者)法輪功学習者を含む複数の人権団体の代表者たちが10月21日、スウェーデン国会議事堂の前に集まり、中国共産党(以下、中共)の本質を暴露し、国民と世界に災難をもたらした中共に対して非難した。スウェーデンの国会議員8人が集会に出席した。議員らはメディアの取材に応じ、中共は現在の世界にとっての最大の脅威の一つであり、中共の行為に対しこれ以上沈黙するわけにはいけない、全世界が団結して中共を制裁しなければならないと述べた。
国会議員「中共は悪魔だ」
集会でスピーチする国会議員ビョルン・シェーダー氏 |
ビョルン・シェーダー議員は、同僚のサラ・ギル議員とともに集会に参加した。学習者たちは集会場所で「法輪大法は素晴らしい」、法輪功学習者からの臓器収奪は許されない」、「中共悪魔を打倒する」などの横断幕を掲げた。学習者は2人の議員に、中共が「真・善・忍」の原則を基準とする学習者をどのように迫害してきたのか、そして学習者の臓器を摘出し利益を得ている犯罪行為を説明した。学習者の話を聞いた後、シェーダー氏は「中共悪魔を打倒する」の横断幕を指差しながら、「そうです。この横断幕はよく言い得ています。それ(中共)は確かに悪魔です」と述べた。
集会後、シェーダー氏は「中共悪魔を打倒する」の横断幕の写真をメイン画像として個人のホームページに掲載した。また、当日の活動に参加した感想や集会全体の流れと写真を、自分のソーシャルメディアで広く拡散した。
EU各国が一致団結して中共を制裁し、中共の潜入を排除すべき
集会でスピーチする国会議員ハンス・ローテンベルグ氏 |
ハンス・ローテンベルグ氏は、「EU各国が一致団結して中共への制裁に協力する必要があります。EUを通じて中共の指導者に制裁を加えることは、よりよく明確的で効果的な制裁方式です」と述べた。
スピーチする国会議員フレドリック・マルム氏 |
フレドリック・マルム氏は、対中政策に関する列国議会連盟(IPAC)の発起人の一人である。同氏は、「スウェーデンが華為(Huawei)の5Gを拒否したことは、中共の潜入を排除するための政府政策の一つに過ぎません。対中政策に関する列国議会連盟は多くの国の国会議員と連合しており、各国のメンバーたちは皆、中国の方向性および中共政府による世界への脅威を非常に心配しています。これに対し、我々EUは団結しなければなりません。全世界も団結して中共の脅威に対抗しなければなりません」と述べた。
国会議員「皆が団結して共に人権を守ることは、非常に重要」
国会議員ロッタ・ジョンソン・フォルナルヴェ氏 |
ロッタ・ジョンソン・フォルナルヴェ氏はメディアの取材に応じ、次のように述べた。「本日、ほぼすべての政党の国会議員が出席されています。私たちが一致団結して共に人権を守ることは、非常に重要です。これは喜ばしいことで、人々に希望を与えています」
ジャニーン・アルム・エリクソン国会議員 |
ジャニーン・アルム・エリクソン議員は、中共による各民族の人々への迫害を非難した。同氏は「中共による法輪功、チベット、モンゴル、新疆などの団体への迫害、香港の「逃亡犯条例」改正反対運動の参加者への弾圧と迫害は、法的な束縛がないものです。それは中共政権の人権に対する蔑視で、絶対に許されません」と指摘した。
人権財団理事長「我々は立ち上がって普遍的な価値観を守り、中共という悪魔を制止しなければならない」
人権財団のエデルスタム財団のキャロライン・エデルスタム理事長は、中共が20年以上にわたり、法輪功などの団体に対して大規模な臓器収奪を行っている行為について、臓器移植のために中国へ渡航することを禁止する立法を即時に要求した。スウェーデンの医療機関は、中共の医療機関に協力しないよう、悪魔とのビジネスをやめるべきだと呼びかけた。「我々は団結して中共を制裁すべきです。それは、私たちの民間組織としての政権を監督する責任と機能でもあります」と理事長は述べた。
キャロライン・エデルスタム理事長 |
エデルスタム氏は、「中共は信じられないほど邪悪な政権であり、第二次世界大戦の大量絶滅以来の最も凶悪な犯罪です。中共政権は最も基本的な人間の価値観を破壊し、独裁で世界を支配しようとしています。私たちは普遍的な価値観のために立ち上がって、この悪魔を制止しなければなりません」と述べた。