四川省什邡市の学習者数人 連行や嫌がらせを受ける
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 【明慧日本2020年11月7日】(中国四川省=明慧以記者)今年の8月以後、中国の四川省什邡(しゅうほう)市の各地区の警察は、政法委員会(治安・司法などを統括する機関)の指示に従い、法輪功学習者(以下、学習者)の家に行って嫌がらせを行い、法輪功の修煉を放棄して「転向」に応じるように強要した。しかし、学習者とその家族の抵抗に遭い、目的を達成できなかった。

 柳盛英さん、強制連行される

 学習者・柳盛英さん(74)は8月29日午前、馬祖鎮の野菜市場で野菜を販売していた際、法輪功の実態を伝える文言が書かれた紙幣を使ったため、真相を理解していない人に通報された。現れた馬祖鎮派出所の警官・廖世强は、柳さんを地面に押し付け手錠をかけた。そして同派出所の警官を呼びつけた。

 柳さんは馬祖鎮派出所に連行された。情報を聞きつけた柳さんの隣人が派出所にやってきて、「柳さんは、よく荷物が入っている大小のバッグを背負い、家に持ち帰っていた」と告げ口をした。そして、警官は柳さん宅を不当に捜索した。同日の夕方7時ごろ、柳さんは解放された。

 学習者・王大国さん、嫌がらせを受ける

 学習者・王大国さん(72)は什邡市洛水鎮の住民である。10月28日午後1時ごろ、洛水鎮派出所の警官・張勇が2人の警官と、市の管理者1人、コミュニティーの男性1人と女性1人を引き連れて、王さん宅に侵入した。

 「国勢調査があるので、会いに来た」と張は言った。王さんは、「そうであれば戸籍帳を見せますよ」と答えた。周という警官が携帯電話で王さんの写真を撮った。王さんが「勝手に写真を撮らないでください。私の肖像権を侵害し、違法行為です」と言うと、周は「撮らなければならない」と言った。王さんは「あなたが撮るのなら、私もあなたを撮りますよ」と言うと、周は「構わない」と言った。

 王さんは携帯電話を持ってきて、6人の写真を撮った。そして、王さんは彼らに法輪功は心身に良い功法だと伝えた。他の5人は無言で立ち去り、残った張も何も言わずに立ち去った。

 学習者・徐開容さん、嫌がらせを受ける

 学習者・徐開容さん(70歳前後)は什邡市湔底鎮先峰村四組の住民である。10月26日午前10時過ぎ、先峰村の治安主任・陳文興は6人(うち警官1人)を率いて、徐開容さん宅に不当に侵入した。

 徐さんが仕事をしているとみて、警官は「何をしている?」と聞いた。開さんは「袋詰め(きくらげを植える作業)をしている」と答えて、「あなた達は何をしに来たのですか?」と聞き返した。警官は「元気にしているかどうか見に来ただけだ」と言った。

 そして警官は続けて、「全部信じているから(法輪功を信じていることを指す)、外を出歩かないで」と言った。開さんは「出歩くのは私の自由ですが、歩いてはいけないのですか?」「2011年国務院(国会)の第50号令は、江沢民の二つ違法行為を指摘しました。一つは法輪功の書物の出版を禁止にしたこと、もう一つは法輪功が中国において違法になっていることです」と話した。

 徐さんは「善悪には報いがあるのは天の理です」と話したが、彼らは信じないと言った。徐さんは、「あなた達は私に嫌がらせをしています。皆の名前を書いてください、将来、あなた達の違法行為を告訴する時、証拠になります」と言ったが、彼らは書かなかった。

 警官は最後に、「あなたが元気でいるかどうか見に来ただけだ」と言って立ち去った。

 学習者・周敏さんの息子、嫌がらせを受ける

 学習者・周敏さん(65歳女性)は定年退職した会社員である。10月14日午後、什邡市馬祖鎮役場の治安総合治理委員会の人が、周さんの息子さんに電話を掛け、母親を説得して役場に来て「三書」(保証書・決裂書・批判書)」にサインするよう強要し、サインすればブラックリストから外すと言った。しかし、周さんの息子はこの話を断った。

 中共の法輪功迫害は21年にもおよび、法輪功に対する迫害政策は今なお続いているが、学習者と家族の毅然とした対処によって、迫害に加担している警官を含めた人たちは無力である。悪辣な中共は20年前のように法輪功迫害を行おうとしても、もうできないのである。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/11/1/414490.html)
 
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