【明慧日本2020年11月9日】湖南省の国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)、長沙市の国保及び長沙市各区公安支局の警官らは10月27日午後10時30分、法輪功学習者・李志剛さんの自宅にいきなり押し入り、陳陽さん、曹志民さん、曹志さん及び妻・楊さん、余暉さん、龍琅瓊さん、文静さん、李志剛さんを不当に連行した。また、李さんの妹の家から彼女の息子を連行した。当日の夜、法輪功学習者・キョウ祥輝さん夫婦も連行した。
連行された学習者全員が家宅捜索を受けた。深夜12時35分頃、文静さんはフードを頭に被されて目隠しされ、手錠をかけられ、6人の警官に自宅まで連行された。警官らは2時間以上にわたって家宅捜索をし、翌日午前3時になってその場を離れた。 学習者たちは不当に尋問を受けた後、10月29日朝、複数の留置場に送り込まれた。
10月27日午後11時頃、長沙市の警官十数人が張玲革さんの母親の自宅に押し入り、張さんにすぐ手錠をかけて拘束した。張さんと母の携帯電話を奪って家宅捜索を行い、家中を探し回り、法輪功の書籍数冊を押収した。翌日午前2時を過ぎた頃、手錠をかけられたままの張さんを連れて張さんのアパートに行き、不当に家宅捜索と写真撮影を行った。張さんは圭塘派出所に拘束され、現在は状況不明となっている。
10月27日午後6時頃、徐麗花さんが自宅に入った時、長沙丘麗区西湖街派出所の十数人の私服警官らがいきなり押し入り、プリンター、パソコン、法輪功の書籍1セット、印刷用紙など多くの私有物を不当に押収した。10月29日午後9時頃、徐さんは長沙第四留置場(女子留置場)に送り込まれた。
74歳の夏敬澤さんは10月27日午後4時半頃、ドアのノック音が聞こえ、「人口調査のために訪問した、ドアを開けてください」と言われた。夏さんは「人口調査は先日終わったのではないですか」と反問したが、相手は「引き続き確認が必要だ」と返事したため、徐さんはドアを開けた。すると、12人の警官らが一斉に押し入り、家宅捜索を行い、徐さんと息子を連行した。翌日午前1時過ぎた後、徐さんはやっと解放された。しかし、警官らに「人に法輪功の話をするな!」と脅され、毎日監視されていた。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)