【明慧日本2020年11月9日】米国国務長官のポンペオ氏は10月29日、インドネシアのジャカルタを訪問し「中国共産党(以下、中共)はすべての信仰に宣戦布告し、宗教の自由への最大の脅威です」と述べた。
米国国務長官のポンペオ氏 |
ポンペオ氏は、ジャカルタのフォーシーズンズ・ホテルでの講演で次のように述べた。「中共は仏教徒、キリスト教徒、そして法輪功学習者(以下、学習者)を問わず、すべての信仰に宣戦布告して、宗教の自由に対する最大の脅威です」
「人の権利の中で最も基本的なのは宗教の自由を含む良心の自由の権利です。人は良心によって事を行ない、神が私たちに望んでいることに耳を傾けなければならない」
「これがどうして宗教の自由が米国憲法の中で第一位の自由として記載されているかの理由です」。福音教会のキリスト教徒であるポンペオ氏は、「私の信仰は、私の生き方、働き方、考え方を導いてくれる」
「伝統を守り続けなければなりません」、「私達はとても積極的にやれなければならず、『私達には自由がある』と思ってはならず、私達の信念の為に立ち上がらなければなりません」
「権利が侵害された時、声を上げる宗教指導者が必要です。私達にはもっと多くの道徳と品格を持った宗教指導者達が人道と正義の為に立ち上がるべきなのです」
「私はカザフスタンを訪問した時、中国西部収容所に拘禁されているカザフ人の親族と直接会い、彼らが被った膨大な苦しみを聞きました」、「彼らの涙は私の心を満たしました」
「神が私達に授けてくださった自由は何と貴重でしょうか、私達のすべての人は皆自由を守る責任があります。人には基本的な尊厳があるべきです。信仰のある人として私達は弱者を保護し、苦しんでいる人を慰める義務があります」
ポンペオ氏は「私達は異なる文化の背景を持っていますが、しかし私たち国民はすべて神が私達に与えてくださった不可侵の権利(訳注:信仰の自由を含む基本的人権)を獲得したいと願っているのです」と語った。