江蘇省連雲港市 王発芝さんが迫害死
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 【明慧日本2020年11月12日】江蘇省連雲港市の法輪功学習者・王発芝さんは1998年に法輪功を学び始め、長い間、患っていた病気が完治した。しかし、中国共産党(以下、中共)当局が法輪功を弾圧してからも、王さんは法輪功を学び続け、北京へ行って法輪功の無罪を訴えたりしたため、20年間、洗脳班や留置場に入れられるなどの迫害を繰り返し受け続けた。法輪功を学んで健康を取り戻した王さんだが、迫害によって健康状態が悪化し、2020年7月21日に死亡した。

 法輪功を学んで心身ともに健康を取り戻す

 王さんは30代で、健康に問題があり、いろいろなところで治療法を試した。夫が稼いだお金は全部治療費と薬代にあてられた。しかし、病気は治らず、かえって憑き物につかれ、精神状態がおかしくなってしまった。そして、精神病院に6カ月入院したが、好転せず、極度に痩せてしまった。夫は幼い子供2人の面倒をみながら、仕事もしないといけないため、過労で多種の病気にかかった。王さんの家庭は希望がなくなり、絶望に陥った。

 しかし、1998年春、王さんは知人から、法輪功は病気治療の効果があると紹介された。病気治療のため、王さんは法輪功を学び始めた。しばらくして、王さんは病気が奇跡的に完治し、薬を飲まなくなった。夫も王さんの身に起きた奇跡を目の当たりにして、自ら法輪功の修煉の道に入った。それから、王さんの夫も元気になり、幸せな家庭を築いた。

 法輪功の修煉によって、王さんは良い人になる道理がわかり、「真・善・忍」に従って自分を律することに努めた。病気の義母に親孝行をし、嫁に善をもって接し、近隣とも仲良くでき、周りの人から称賛を得た。

 法輪功の真実を伝え 迫害を受ける

 1999年7.20、中共の江沢民グループが法輪功への弾圧を開始した。2000年6月末、王さん夫婦は数人の法輪功学習者とともに北京へ行き、法輪功の迫害停止を求めた。しかし、地元に帰った後、王さん夫婦は1カ月間不法に拘禁されたうえ、1万元(約16万円)の罰金を受けた。

 それから、王さん一家は当局の重点的な迫害対象となってしまった。いわゆる「敏感日」になると、地元の警官は王さんの家に行き、嫌がらせをした。

 2000年12月2日、王さんは贛楡区食糧学校洗脳班に連行され、尋問を受け、法輪功を誹謗するテレビ番組の出演を強制された。旧暦の正月が近くなってやっと解放された。

 2001年春、王さん夫婦はともに洗脳班に連行され、15日間強制的に洗脳された。

 2007年、王さんは法輪功の資料を配ったが、当局による法輪功への誹謗中傷の宣伝を信じた人に通報された。そのため、王さん夫婦は家宅捜索されて留置場に1カ月ほど拘禁された。

 2015年9月、王さんは実名で法輪功迫害を引き起こした江沢民を告訴したため、警官に連行され、家宅捜索を受け、10日間拘留された。

 2019年9月18日、王さんは何度も、地元派出所の警官に連行され家宅捜索をされた。当日の夜、仕事から帰った夫はすぐ、派出所に駆け付け、妻の解放を求めたが、その場で拘束された。夫婦ともに留置場に37日間拘禁された。

 留置場でも王さん夫婦は信仰を堅持し、「転向」せず、屈しなかった。その後、親戚と友人の救援の下、警官に1万元を強請り取られ、保釈された。

 帰宅したばかりのとき、王さんは留置場での迫害で体が衰弱し、普通に歩けず、目がよく見えなかったが、しばらくして、法輪功の本を読み、功法を練習し、健康を取り戻した。迫害によって王さん夫婦は心身ともにダメージを受け、経済的な損失も大きかったが、法輪功を学び続けて回復した。

 繰り返し嫌がらせ、脅迫を受けた末、王さんは死亡

 20年以上、王さん夫婦は法輪功を学んでいるとの理由で、当局から繰り返し迫害され、心身ともに苦しめられ、周りからの圧力も受けた。そのため、娘と息子も小さい頃から精神的なダメージを受けてきた。

 2020年6月18日、警官はまた、王さん夫婦を派出所に連行し、「法輪功を止めると言わなければ、判決を下して刑務所に送ってやる」と脅迫した。

 その後、繰り返し迫害を受けてきた王さんに病状が現れた。そして、18日間苦しめられた結果、7月21日にこの世を去った。

 法輪功は絶望的な家庭に希望を与え、幸福をもたらしたが、当局の迫害によって崩壊されてしまった。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/11/1/414503.html)
 
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