【明慧日本2020年11月12日】吉林省伊通満族自治県出身の法輪功学習者(以下、学習者)・趙淑芹さん(64歳女性)は、2020年9月10日に連行されて四平市で拘束され、10月に懲役4年と執行猶予5年が下されたが、現在も帰宅していない。
2019年5月11日午後2時頃、伊通県新興郷老芳村の学習者・趙さんは、伊通県大橋外国語塾の前で法輪功迫害の実態を伝えていたところ、真相がわからない学生に通報され、伊通国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)の警官に連行され、伊通県拘置所に拘束された。目撃者によると、3人の察官が来て、趙さんをパトカーに無理やり押し込もうとしたが、趙さんは拒否して「私が法輪功を修煉しても何の問題もない」と言ったという。 彼らはさらにパトカーを呼び、3、4人の警官がきて、真昼間に「真・善・忍」を信じている体の不自由な高齢者に残虐な行為を行い、見ていられない状況だった。
2020年9月10日、伊通県の国保警察と伊通鎮新興郷政府職員、村委員会の職員は、同郷の学習者に嫌がらせを行い「三書」に署名して法輪功の修煉を諦めるように強要した。
2020年8月以降、伊通県政治法律政法委員会、610弁公室、治安総合管理委員会、派出所、コミュニティ、村委員会の職員は、上層部の指示により、いわゆる「ゼロ行動」で、管轄区域内の学習者に電話や戸別訪問等の嫌がらせを行い、学習者を見つけられない場合は、学習者の家族に圧力をかけて修煉を放棄するよう求め、いわゆる「三書」に署名させ、自宅を家宅捜索した。また、一部の地域住民は、学習者に何度も電話をかけて嫌がらせを行い、家族をパニック状態に陥らせ、大きな心理的被害を与えた。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)