重慶市の廖淑蘭さん 留置場に連行される
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 【明慧日本2020年11月14日】(重慶市=明慧記者)重慶市長寿区に住む70代の法輪功学習者(以下、学習者)・廖淑蘭さんは5月13日の朝、コミュニティの王という女性に尾行された後、渡舟派出所まで連行された。午後6時に家宅捜索が行われた。午後9時頃、廖さんは帰宅したが、普段の生活も常に監視されている。

 10月25日午前、廖さんは自宅から警官らにより同市江北区裁判所まで連行され、法廷で審問を受けた。北京の弁護士が法廷で廖さんのために弁護をした。 裁判の終了時、裁判官は判決を出さず、身柄を拘束することも宣告しなかったが、長寿区610弁公室の関係者が勝手に指示を出し、渡舟派出所の警官らに廖さんを渡舟三好村にある留置場に拘束させた。

 政法委員会(治安・司法などを統括する機関)内部からの情報によると、廖さんの案件は、江北区検察庁と裁判所により2回も差し戻されたが、長寿区の国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)と長寿区610弁公室は間に立って妨害し、重慶市610弁公室を通して、江北区検察庁と裁判所に介入させるよう命令したという。

 長寿区の一部の法曹部門の関係者は、個人の出世と利益のために良心に背いて、未だに学習者を迫害している。過去20年間、労働教養を強いられ、実刑判決を下され、拘束され、精神病院や洗脳班に送られた長寿区の学習者は延べ数百人に達したという。鄭友梅さん、彭春栄さん、張淑芳さんの多くの学習者が迫害により死亡した。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2020/11/6/414695.html)
 
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