四川省徐永県の付清明さん 不当に拘禁される
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 【明慧日本2020年11月16日】四川省徐永県の法輪功学習者・付清明さんは10月30日の昼食の前、自宅で現地の派出所の警官らにより不当に連行された。 最初は成都新津洗脳教室に連行されたが、受け入れを拒否されたため、その後、廬州市合江留置場に送り込まれ拘禁された。

 付さんは叙永セメント工場の元従業員で定年退職した。2012年、付さんは徐永県法曹界によって不当に3年の懲役を処せられた。2015年、付さんは法輪功迫害の首謀者・江沢民を告訴したため現地の警官らにより嫌がらせを受け、脅迫されたこともある。拘禁されていた期間、受け取った正当な年金数万元 (1元は約15円)を返すように命じられた。

 2020年3月13日午前10時頃、付さんは学習者の王満群さん、張亜雲さんと共に公園で法輪功が受けている迫害の真実を語っていたところ、2台のパトカーに止められ、派出所に連行され、残っていた資料を突き止められ、名前や身分証明書や自宅住所を尋問された。 正午になると、3人の高齢者は「お腹があまりに空いたので、何か食べ物を買ってきて頂けませんか」と求めたが、拒否された。午後3時になってようやく帰宅できた。

 5月22日、付さん、王さんともう1人の知人合わせて3人が、いきなりパトカーから降りてきた警官らにより連行された。派出所の所長は「俺は他の警官のように、高齢者だからといって特別扱いはしないし、俺の処罰はもっと厳しい」と言い放った。そのため、王さんと付さんは自宅での監視となった。 7月のある日、付さんと王さんは検察庁に行くようにとの通知を受けたが、 2人は拒否した。

 10月13日午後3時、王さんの息子は国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)の警官に強要され、言われた通りに「ドアを開けて来た人達を受け入れて」と母親に電話した。すると、警官6、7人が家に押し入ってきた。王さんは警官らに法輪功についての真相を伝えたが、理解してもらえなかった。王さんは外で資料を配布しないように警告された。

 10月30日正午、付さんは連行され、廬州合江留置場に送り込まれた。その後の詳細は不明となっている。

 法輪功学習者・王満春さんは、徐永県元砂糖タバコワイン業会社の商売部の主任。2006年、2014年の2回にわたって計7年6カ月の拘禁を受け、肉体的、精神的な迫害に苦しんだ。2019年、拘禁期間中に受け取った年金約10万元(151万円相当)を戻すように強要された。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/11/9/414852.html)
 
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