【明慧日本2020年11月17日】四川省遂寧市に住む法輪功学習者・李玉琼さん(50)は善良な女性である。8月20日の午前、李さんは法輪功の資料を配っていた際、鎮江寺派出所の警官に連行され、身柄を10日間拘束された。さらに、家宅捜索され、病院に送られて強制的に健康診断と採血検査をされた。
1999年7月に法輪功の修煉を始めて以来、李さんは健康で気立だてが良く、穏やかな人柄で、彼女の人の良さは地域でも有名である。中国共産党が法輪功への迫害を開始後、李さんは度々警官に身柄を拘束され、迫害を受けた。
今年8月20日午前9時頃、李さんと他の法輪功学習者は遂寧市凱旋路付近で法輪功の資料を配っていた際、その場にいた私服警官に通報された。鎮江寺派出所の警官は李さんの身柄を拘束し、他の法輪功学習者は即座にその場を離れた。この案件は船山地治安大隊によって直接審理された。
その後、李さんは派出所で尋問され、鞄の中にある法輪功の資料など全てを奪い取られた。警官は、李さんが氏名と住所を言わないので、顔認証機械を使ったが、李さんが何度も目を閉じたため失敗した。すると警官は李さんにびんたを食らわせ、頭を強引に掴んで無理やり個人情報を取得した。その後、警官は李さんの夫に派出所に来るよう連絡し、夫に対しても取り調べを行い、最後に夫婦の写真を撮ることを強制した。
午後3時頃、警官隊4、5人で李さんの自宅を家宅捜索し、30冊あまりの法輪功の書籍と、真相の文言が書かれた紙幣、MP3プレーヤーなどを押収した。午後10時、李さんは病院に強制連行され、健康診断と採血検査を強要され、その後留置場に送られた。拘束されてから10日後の8月30日にようやく家に帰らされた。
李さんは拘束されている期間中、警官に対して身内のように慈悲深く、善の心で絶えず法輪功の心身の健康効果について伝えた。そして、休憩時には、大声で「法輪大法は素晴らしい! 真・善・忍は素晴らしい!」と叫び続けた。
遂寧市警察署の船山地公安支局国安大隊長である許軍(40歳男性)は、法輪功迫害を主導する江沢民グループの手先である。許軍は2011年以来、法輪功学習者への迫害に深く関与し、他にも法輪功学習者の譚暁容さん、蘇独茂さん、鄧麗さん(別名・鄧輝)に対して家財の押収、労働再教育、殴打などの迫害を行った。