石家荘市の法輪功学習者 不当拘束され命の危険
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 【明慧日本2020年11月19日】河北省石家荘市で10月13日、法輪功学習者の李明芳さんと張鳳雲さん(64)、馬静さんの3人が連行され、不当に拘束された。張さんは血圧が200を超えており、命の危険が迫っているが、留置場は釈放を拒否している。

 10月13日午前9時頃、洪旗街と与槐安路の交差点付近で、法輪功迫害の実態について語っていた李さんと張さんは、石家荘市公安の国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)の私服警官と遭遇し、警官により橋西区東里派出所に連行された。

 同日午後6時頃、馬さんも東里派出所近くで連行され、自宅を家宅捜索された。 馬さんは10月16日の朝に刑事拘束され、それ以来、石家荘第二留置場に拘禁されている。

 馬さんの義父は90歳で、息子の嫁は妊娠8カ月だったため、一家は馬さんの世話を必要としていた。

 李さんの娘は広州で大学院に進学する準備をしているところだが、母親のことを心配し、とても不安になっている。

 張さんの弁護士は彼女と2回面会したが、派出所は張さんの血圧が210mmHgまで上がっているにもかかわらず、薬、注射、輸液を与えず、現在は便通がなく、食べられない、眠れない、身体中に不快感があるなどの症状が出ている。家族や弁護士が関連部署に繰り返し、張さんは命が危険な状態にあるとして釈放を求めた。しかし、東里派出所と留置場は互いに責任を逃れ、派出所は、国保が監督する案件であり、こちらはかかわる権利がないと言い逃れした。また、押収された項目のリストは受け取っていないという。

 11月10日午後、東里派出所は不当な逮捕を許可する書類を橋西区検察庁に渡した。この件の担当者は橋西区検察丁検察一部の閻紅艷である。同日、弁護士は橋西区検察庁に、この件の撤回、逮捕を許可しない法律意見書を提出した。

 弁護士は「中国の現行法によれば、法輪功の修煉は合法であり、法輪功学習者は邪教を利用した疑いで拘束しており、これは法律の誤用であり、本件は撤回すべきです。法輪功学習者の真・善・忍の信念は、社会にとって有益なものであり、弾圧するのではなく、支持されるべきものです。実際、法輪功学習者である李さん、馬さん、張さんは、友人や親戚から、誠実で親切、寛容で人のことを第一に考え、問題があれば自分を修め、人助けを率先して行う人だと認められています。公安局、裁判所、検察庁は法律を誤用し、無実の法輪功学習者を逮捕、押収、拘禁したが、これは私情で法を曲げ不正を働き、職権を濫用した罪であり、法に基づいて責任を追及すべきです」と述べた。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2020/11/14/415097.html)
 
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