【明慧日本2020年11月23日】(遼寧省=明慧記者)遼寧省朝陽市の法輪功学習者・潘玉峰さんと殷宝合さんは、連行されてから1年以上拘禁されている。最近、2人の学習者は双塔裁判所により懲役5年の実刑判決を言い渡されたことが分かった。また、7月に連行された学習者・林江月さんは、すでに双塔裁判所に起訴されたという。
1. 拘禁中の潘玉峰さんの母親が他界
潘玉峰さんは2019年11月5日午後、自宅で北塔支局の警官らにより連行された。
潘さんの母親は認知症を患ったため、自力での生活ができず、いつも潘さんが世話をしていた。潘さんが連行された後、潘さんの母親は世話をしてくれる人がいなくなり、激痩せして、ほぼ1年後に亡くなった。拘禁されている潘さんは、臨終時の母親と会うことができなかった。
8月25日午後2時、潘さんは裁判にかけられた後、双塔裁判所に懲役5年の実刑判決を言い渡された。
2. 殷宝合さんは濡れ衣を着せられ、二度開廷された
殷宝合さんは2019年11月20日、住宅地で法輪功の掲示物を貼り付けた時、不審者に通報され、朝陽市北塔支局の警官らにより連行され、家宅捜索を受けた。殷さんはずっと朝陽市留置場に拘禁されている。
7月10日、双塔裁判所で殷さんに対する裁判が行われた。殷さんの弁護士は、殷さんに着せた罪名を法律に基づき反論した。その後、双塔裁判所は2回目の裁判を行い、いかなる法的根拠もない状況下で、殷さんに懲役5年の実刑判決を言い渡した。
3. 林江月さんは双塔裁判所に起訴される
林江月さんは2020年7月12日、自宅で朝陽市南塔支局の警官らにより連行され、朝陽市留置場に拘禁された。
林さんは以前、家庭生活の挫折で水酸化ナトリウムを飲み、自殺しようとしたことがある。その時、命は助かったものの、食道や消化器系が完全に損傷してしまい、病院で命を維持するために、栄養剤を空腸に入れて延命させられた。林さんは完全に絶望していた時、法輪功に出会い、真・善・忍に基づいて自分を律するようになり、焼けた食道が治り、食事ができるようになった。
現在、林さんの公文書はすでに双塔裁判所に渡されたという。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)