正念を発することは大法弟子の神聖な使命である
■ 印刷版
 

文/中国の大法弟子  

 【明慧日本2020年11月25日】正念を発することは師父が大法弟子に与えられた三つのことの一つで、私たち大法弟子は正念を発することの重要性を知っています。現在の善と悪の戦いの中で、大法弟子の正念の威力をもっと発揮できます。その中で、どうのように正念を発していくかについて、私自身の体験を話したいと思います。

 師父は正念を発するようにと説かれて以来、私たちすべての大法弟子は毎日正念を発することを主張してきました。しかし、心の持ちようが良くなければ、ほとんど役に立たないのではないでしょうか。

 私が学法グループに参加して法を学びに行った時、通常、法を学ぶ前に、まず一度正念を発します。しかし、同修の中には、正念を発する時に眠ってしまったり、掌が逆になっている人がいるのを目の当たりにしました。「これでは正念にならないのでは?」と思っていました。眠っているのではないですか? 師父は「邪党のそれらの邪霊の要素はひたすら、あなたを眠らせるのです。眠ければ眠いほど、邪霊はそれを強めるのです。どうしてもあなたが正念を発することができないようにします。なぜなら、あなたが正念を発して邪霊を根絶しているからです。あなたが正念を発して、邪霊を根絶しようとすると、邪霊は妨害してくるのです」[1]と説かれました。私たちはしっかり正念を発することができませんでした。

 修煉者の中には、法を学び、人々を救うことがよくできている人もいますが、ただ正念を発することに注意を払わないで、四つの正時の正念をまともに発することもできないのです。中には夜12時の正念を発することができない人もいます。全世界はあんなに多くの大法弟子が正念を発しているから、私1人ぐらい正念を発しなくてもいいと思う人がいます。もし、多くの大法弟子がみんなと同じように考えているとしたら、どのような状況になるのでしょうか? 全体に大きな漏れがあるのではないでしょうか?  邪悪に隙に乗じられるのではないでしょうか?

 法を正す時期になった今、私たち大法弟子は一人一人が法に基づいて自分を計らなければならないのですが、私たち大法弟子が果たすべき役割を果たせたのでしょうか? 史前の大いなる誓約を叶えたのでしょうか? 私は師父の法を正す進展についていけているのでしょうか? 師父が説かれた三つのことをしっかり行っているのでしょうか? そうではないなら、すぐに実行しなければなりません。

 同修の中には、自分自身を許して最善を尽くしたと思っているかもしれませんが、うまくできない人もいます。 そうではなく頑張っているのにまともにできないということは、人間の観念です。常人でもうまくできないことはないと思っています。私たちは大法弟子であり、本当に最善を尽くせば、全てのことがうまくいくのです。よくない認識は人間の観念であり、後天的なものであり、本当の自分ではないのです。私たちは自分の観念を見つけ、それを取り除かなければなりません。私たちが発した正念こそ正念であり、そうでなければ、発したものが作用せず、良い効果をだすことができず、よくない作用を果たすことになるかもしれません。

 この善と悪の戦いの中で、皆が法を学び、正念を強め、法を正す時期の大法弟子としての役割を果たすことを願っています。

 今、アメリカの選挙を妨害するすべての邪悪を取り除き、すべての衆生を救い済度するために、私は毎晩1時間正念を続けて発しています。発すれば発するほど、自分の空間場がより良く、より明るく、より清いと感じます。ますます師父のご加護を感じています。1時間、まるで座布団に座っているかのように、頭全体がとてつもない量のエネルギーを感じ、外に向かって放射されていました。私は「私たちは法を正す進展に順応し、天象変化に符合している限り、自ずと大きな力をもたらすことになります」と考えました。

 師父は「実は慈悲は巨大なエネルギーであり、正神のエネルギーなのです。慈悲であればあるほどエネルギーが強く、どんな良くないものも解体されます」[2]と説かれました。私は師父の教えをより深く理解することができました。私たちは大法弟子であり、私たちが発するエネルギーは強力であり、正しくないものはすべて私たちの正念の作用の下で崩壊してしまうことを認識しました。

 私の悟ったわずかなことを書き出し、適当でないところがあれば、同修たちのご指摘をお願いします。

 注:
 [1] 李洪志師父の経文:『ロサンゼルス市法会での説法』
 [2] 李洪志師父の著作:『各地での説法九』「二〇〇九年ワシントンDC国際法会での説法」

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2020/11/21/415394.html)
 
関連文章