河北省囲場県の学習者13人に不当判決
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 【明慧日本2020年11月29日】河北省囲場満族モンゴル族自治県の法輪功学習者・劉志峰さん、王永興さんなど13人は1年以上拘禁され、9月28日にラン平県裁判所で開廷された。

 弁護士団うち2人は法律及び人道的な角度から無罪を弁護した。現在の情報によると、劉志峰さんは懲役6年、罰金1万元(約16万円)、王広学さんは懲役5年、罰金1万元、王永興さん、王海芹さんはそれぞれ懲役4年、罰金1万元、陳海東さん、王素芳さん、杜桂蘭さんはそれぞれ懲役1年8カ月、罰金5千元(約8万円)、葛素芬さんは懲役1年6カ月、罰金5千元、李艶華さんは懲役1年3カ月、2年の猶予、罰金5千元、劉鳳侠さん、湯鳳侠さん、劉麗娜さん、王海氷さんはそれぞれ懲役1年2カ月、2年の猶予、罰金5千元の不当な判決を宣告されたという。

 情報によると、判決書は10月30日に送達された。

 2018年11月、河北省公安庁は承徳市公安局に指示を下し、囲場県の法輪功学習者に対して捜査させた。囲場県公安局及び承徳市公安局は121特別捜査本部を立ち上げ、全県の学習者に7カ月にわたって監視し、迫害を企てた。

 2019年7月13日、34人の学習者は一緒に法輪功の書籍である『轉法輪』を読んでいた時、承徳市及び囲場県公安局の警官に身柄を拘束された。翌日、これらの学習者の自宅にある法輪功の関連書籍、設備などの私物が押収された。その後、劉志峰さんら13人以外は解放された。

 2019年11月、ラン平県検察庁は13人の案件を囲場県公安に戻した。同公安は学習者たちの解放を拒否し、2019年末、再び案件をラン平県検察庁に提出した。その後、検察庁は起訴状を出した。

 2020年9月28日、ラン平県裁判所は不当に開廷した。起訴者側はラン平県検察庁の鮑振賢、裁判長は裁判所の民事廷長の趙亜軍である。囲場県公安局の鲁淑雲、賈立新、11人の弁護士が出廷した。劉志峰さんと王海芹さん夫妻がそれぞれ雇った弁護士は無罪を弁護した。劉さん夫妻と王永興さんは法輪功を学ぶことはいかなる法律も犯しておらず、「真・善・忍」の教えに従い、より良い人になることを目指すことは間違っていないと述べた。

 起訴前、検察の鮑振賢は弁護士に「もう言わなくていい。何の意味もない。法輪功の資料はいくらでも見ている。良い人だと認める。法廷で好きなように話していい。弁護士は法廷で何を、どのように弁護したいかも知っている。しかし、俺たちは最高裁判所と最高検察庁に従って判決を宣告するしかないのだ」と言った。

 開廷前、裁判長の趙亜軍も弁護士に「法輪功学習者たちはみな優しい人だと知っている。ここ数日、毎日絶えず海外からの電話を受けている」と言った。

 しかし、これらの法曹機関者は学習者が無罪だと知りながらも、不当に開廷し、冤罪の判決を宣告したと見られる。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/11/23/415464.html)
 
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