【明慧日本2020年11月29日】黒竜江省ハルビン市呼蘭区の多くの法輪功学習者は最近、警官らから嫌がらせを受け、その家族までも脅かされている。
一、李潤華さんはすでに意識不明
学習者・李潤華さんは「真・善・忍」に従い、より良い人になることを目指していた。しかし、中国共産党(以下、中共)に迫害され、かつて呼蘭刑務所で3年間拘禁されたことがある。元気だった李さんは呼蘭刑務所で迫害されて高血圧の症状が現れた。しばらくの間、両目はほぼ失明して、歩く時も人の助けが必要だった。ある日、刑務所の警官は李さんに他の受刑者らとシャワーを使うようにと命令した。しかし、当時李さんは体調不良で、めまいがするためシャワーを浴びないと答えると、警官に無理やり浴室に入れられた。入ったとたん、意識がもうろうとして、滑って倒れ、意識不明になった。李さんが床にどのくらいの間倒れていたのか分からないが、目が覚めた時、浴室には李さん1人しかいなかったという。李さんの妻は面会に行った時、李さんの目はうつろで、動作は遅く、口数も少なかったという。会話の時も他の受刑者が李さんの話を聞いて妻に伝えるという形だった。
李さんは刑務所から家に帰された後も、中共関係者の嫌がらせを受けている。刑務所で受けた迫害の後遺症で、李さんの頭の回転が鈍く反応が遅くなっていた。
2020年の中国旧正月の後、コミュニティーの関係者が絶えず李さんに嫌がらせをした。毎回、李さんの家のドアを強く叩き、外で李さんの名前を大きな声で呼んだりして、恐怖を植え付け、李さんを脅した。李さんは警官からの嫌がらせの電話も受けた。
ある日、コミュニティーの関係者に脅され、李さんはそれがトラウマになり、翌日転倒した。その後、李さんは寝たきりになり、話せなくなった。現在、李さんはすでに昏睡状態になっている。
二、さらに多くの学習者が嫌がらせを受けている
最近、呼蘭区の警官は多くの学習者に嫌がらせをした。警官は学習者・郭亜琴さんの自宅へ行き、「三書」(法輪功の修煉を放棄させるために、強制的に書かされる書類)を書くことを強要した。郭さんは拒否したため、警官は郭さんの嫁に書くことを強要した。
光明派出所の警官・宋海鵬は学習者・杜秀英さんの自宅へ行き、サインを強いた。杜さんは断り、警官に法輪功は人に良い人になることを教えていると伝えた。その後、警官は杜さんの娘に派出所に来てサインをするように強要した。
学習者・李彩霞さんの兄、従兄弟などもよく警官からの嫌がらせの電話を受けていた。
コミュニティーの関係者は学習者・魏玉芝さんの自宅に嫌がらせをした。魏さんは「私はこれからも法輪功を学び続けます」と言った。コミュニティーの関係者は「それなら娘と孫に影響が出るぞ」と脅かした。魏さんの娘は「母は私たちに悪い影響はありません。私たちも全く怖がりません」と伝えた。
学習者・張秀荣さんは非通知の電話を受け、「まだ法輪功を学ぶのか」と聞かれた。張さんは「私が何を考えているのか、あなたに教える必要がありますか」と返事した。
最近、学習者・文傑さんは新民派出所の警官に2回嫌がらせを受け、家族も嫌がらせの電話を受けた。
学習者・王艶芳さんの夫(学習者ではない)も派出所の警官からの嫌がらせ電話を受けた。
学習者・于小梅さんの娘は職場で何度も警官からの嫌がらせ電話を受けたことがある。于さんは派出所へ呼ばれ、サインを強要された。
学習者・劉桂蘭さんはコミュニティーから2回嫌がらせの電話を受けた。
学習者・陸艶華さんも派出所の警官に嫌がらせを受けた。
学習者・徐桂清さんは北京へ娘に会いに行き、空港で警官に捜査された。帰ってきた後も、地元派出所の警官に嫌がらせを受けた。
学習者・劉冬玲さんもコミュニティーからの嫌がらせの電話を受け、「まだ法輪功をやるのか」と聞かれた。劉さんは「やります」と答えた。
学習者・鞠文艶さんの兄弟の嫁たちも警官から嫌がらせをされ、鞠さんの住所を言うように強要された。
学習者・王小軍さんも警官からの嫌がらせの電話を受けた。
学習者・許濱宇さんは警官の嫌がらせの電話を受け、法輪功を学ぶかと聞かれた。
学習者・張慶久さんと母は警官に脅迫された。
学習者・阿彩霞さん、沙暁燕さんも警官およびコミュニティー関係者に電話と嫌がらせを受けた。
学習者・李冬雪さんの息子もコミュニティーと新民派出所の警官の嫌がらせ電話を受けた。
学習者・郭玉華さんおよび家族も何度も新民派出所の警官から嫌がらせ電話を受けた。その結果、家族は大きなプレッシャーを受けた。
学習者・何亜華さんも警官に電話の嫌がらせを受けた。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)