黒竜江省大慶市 2日間で14人の法輪功学習者が一斉連行
■ 印刷版
 

 【明慧日本2020年12月2日】黒竜江省大慶市で11月22日~23日の2日間に、少なくとも14人の法輪功学習者(以下、学習者)が連行され、複数の人が家宅捜索を受け、多くの個人財産を押収された。情報によると、中国共産党中央視察組が大慶市に入っていたため、学習者への大規模な不当な逮捕行動が行われたという。現在、王建輝さんなどの学習者5人は未だに大慶留置場に拘禁されている。

 学習者6人はサエト鉄人公安支局により連行された。

 11月22日、黒竜江省610弁公室の所長・顧松海は大慶市国内安全護衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)の隊長・劉国棟と大慶鉄人公安支局の程局長及び警官ら十数人を率いて私服で、人口調査を口実にして学習者の家に押し入って連行し家宅捜索を行った。

 連行された学習者は大慶第一人民病院の王建輝さん、鉄人学校の高洪さん夫婦、元採油六社の韓麗華さんと張麗華さん、胡さんなどがいた。高さんは家宅捜索を受けた。

 高さんの妻・王露華さんと張麗華さんは23日午前3時に「裁判待ち」で一時解放された。高さんたちは大慶留置場に入れられた。

 5人の学習者は大慶市の譲胡ロ区龍南洪公安支局により連行された。

 11月22日午後、大慶国保は龍南公安支局と結託して学習者5人を連行した。複数の学習者が家宅捜索を受け、多くの個人財産を押収された。王興蓮さん(盲人)はすべての法輪功の書籍と法輪功創始者の写真、プリンター3台、ノートパソコン2台などを奪われた。王奎さんもパソコン、プリンター、書籍を奪われた。趙淑芬さんは全ての法輪功書籍、創始者の写真を押収された。

 5人も支局へ連行され、さまざまな尋問をされ記録された。当日深夜12時前、5人は次々と解放されて帰宅した。

 王秀萍さんは大慶譲胡区東湖支局により連行された。

 11月22日午後5時過ぎ、王秀萍さんが連行された。体の不具合のため、その後、解放された。

 盛暁雲さんは大慶乗風公安支局により連行された

 11月23日午後2時過ぎ、大慶乗風公安支局の警官ら3人は「法輪功の宣伝をしたという通報があった」という口実で盛さんの家へ行った。当時、家には盛さんと80代の母の2人しかおらず、警官らは母の善意的な忠告をないがしろにし、家宅捜索を行い、法輪功の書籍、煉功音楽を再生する機器を押収した。そして、盛さんを支局まで連行して数時間後に帰らせた。

 王秀傑さんは火炬派出所により連行された。

 11月23日、王さんは外で法輪功迫害の実態を伝えたとして、火炬派出所の警官らにより連行された。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2020/11/28/415703.html)
 
関連文章