吉林省吉林市 金敏さんの父親は娘の無罪解放を求める
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 【明慧日本2020年12月5日】吉林省吉林市の法輪功学習者・金敏さん(女性)の案件はすでに吉林市船営区検察庁に提出された。金さんの父親は娘の無罪弁護と解放を強く求めている。

金敏さん

 2020年9月11日、金さんは永吉県双河鎮のタクシー運転手に法輪功の無実を伝えた時、通報されて身柄を拘束された。9月14日、吉林省留置場に拘禁され、10月23日、逮捕令状を発付された。金さんが連行されてから、父親はあちこちを周り、娘の居場所を尋ね回った。11月18日に金さんの父親は永吉県公安局に4、5回訪ねた。2020年11月19日、金さんの父親は一人でタクシーに乗り、永吉県公安局へ行った。警備の警官は金さんの父親に用事を聞いた。父親は「娘が身柄を拘束されたのに、全く情報を教えてくれないので来た」と答えた。当警官は上の指示を仰ぎ、永吉県の国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)の話によると案件はすでに船営区検察庁に提出されたという。

 金さんの父親は帰えるとすぐに船営区検察庁へ行った。そこで任という裁判官に会って、信仰は自由で、娘は無罪で解放されるべきだと十数分間話したが、裁判官は用事があると言って、いなくなった。

 吉林市は上の命令に従い、他の都市の弁護士を雇うことは禁止と決めた。その結果、地元の学習者が連行されたら、家族はなかなか情報を得られず、学習者は不当な判決を言い渡されたり、刑務所に入れられて、かなりの時間が経ってから、家族はやっと情報を知らされるという。

 金さんの父親は、案件の却下と無罪解放を求め、案件の進捗状況を教えて欲しいこと、娘が「真・善・忍」を学ぶことは無罪で、父親として娘の無罪弁護をしたいとの思いを法律意見書に書き、船営区検察庁に送った。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/12/2/415906.html)
 
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