【明慧日本2020年12月9日】感謝祭にあたり、香港の法輪功学習者(以下、学習者)は、法輪大法の創始者李洪志先生に感謝と祝福を表明した。長年にわたり観光地で法輪功の良さを伝えてきた学習者は、「益々多くの衆生が真実を理解しており、ある香港人は、真実を理解した後に中国へ行って千人に三退を勧めた」と語った。
中国から直通列車で香港の紅磡に入ると、すぐに学習者の活動拠点が目に入る。人目を引く横断幕に書かれた「法輪大法は素晴らしい」「天が中共を滅するのは歴史の必然」「全世界で江沢民を告発」は、日々、長年にわたり黙々と真相を伝える新聞を配る学習者の姿とともに、すでに香港の独特な風物となった。
2012年から、中国共産党(以下、中共)の支援を受けたユースケア協会が必死に活動拠点の妨害をし始めた。今日に至るまで、長きにわたって活動拠点の近くで法輪功を誹謗中傷する横断幕を掲げている。しかし学習者は、1日たりとも休むことなく、平和的で理性的に真実を伝え続けた。そして今年2020年7月、香港版国家安全保障法が強制的に可決されると困難はさらに増え、多くの人々が学習者の安全を心配したが、学習者は恐れることなく、引き続き平和的で理性的に真実を伝えている。
江浙アクセントで話す学習者の王さんは、最も早くから紅磡の活動拠点に参加しており、もう17年になる。穏やかな彼女は、往来する人々に毎日笑顔で真相を伝える新聞を配ってきた。感謝祭にあたり、彼女が最も感謝の気持ちを表したいのは法輪功創始者の李洪志先生だった。「李洪志先生が末劫の時期に、この高徳な大法を私たちに伝えてくださることに心から感謝いたします。私は法輪功を学ぶ前は体調がとても悪く、執着心も多くありました。ですが大法を学んだ後、ようやく人間としての真諦が分かるようになりました。この物欲が強い社会で私たちが正邪を見分け、良し悪しを見分けることができるのは、みな師父の救い済度のお陰です。師父に感謝いたします」と語った。
王さんの話によると、学習者が長年にわたって真相を伝えてきたことで、特に去年の香港逃亡犯条例改正案反対デモが発生した後、ますます多くの香港の人々が中共の邪悪を見極め、次々に正義の側に入ってきている。また真相を理解した人々も、積極的に大法の真相を伝えるようになった。真相を伝える新聞を読んだある香港人は、その新聞を中国の実家に持っていき、その人の勧めで、中共の組織から脱退した人が約千人もいたとのことである。
王さんは「彼は、真相を伝える新聞を中国の実家の周りの鎮と村の人々に読ませました。彼と話すことで人々が真相を理解したので、人々を三退させたほうがもっとよいとアドバイスしました。今では彼が毎回来る度に、三退に同意した20〜30人ほどの名前のリストを持ってきています。すべて実名です。これまでにもう40回以上も持ってきました。彼はたくさんの大徳となることを手伝っていますね」と語った。
学習者の鄭さんが、「大法を修煉して、心身ともに恩恵を受けました。師父の慈悲なる救い済度に心から感謝いたします。師父、私たちは心をこめて紅磡駅の活動拠点で引き続き頑張らせていただきます。世の人にしっかり真相を伝え、人々に「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」ということを知らせていきます。師父ご安心ください」と語った。