パウエル氏 「中国製の偽票が米国に流れ込んでいる」
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 【明慧日本2020年12月10日】(明慧記者・李岩白)中国共産党(以下、中共)が不正な米大統領選に深く関与していた証拠が大量に現れている。アメリカの弁護士シドニー・パウエル氏とリン・ウッド氏は、新唐人テレビの「勇敢な心」番組のインタビューで、中国で偽の投票用紙を製造した問題を提起した。

'图:伊启威在推特上公开的制造假选票中国工厂的照片。(网络截图)'

伊啓威氏がツイッターに投稿した偽の投票用紙を製造する中国の工場写真

 パウエル氏「中国製の偽票が未だに国境から米国に流れ込んでいる」

 米弁護士シドニー・パウエル氏とリン・ウッド氏は12月3日、「勇敢な心」番組の電話取材に応じた際に、中国で偽の投票用紙を製造した問題を提起した。

 パウエル氏は、中国製の偽の投票用紙についての証拠を集めたと述べ、また、アメリカとメキシコの国境でそれらが運ばれているビデオも持っているという。

 「私たちには大量の(中国製)偽の投票用紙が流入している証拠があります。これらの偽の投票用紙が流入し続けているのは、(詐欺師たちが)いかなる決選選挙のためにそれらを混ぜるか、再集計の時にもそれらを必要としているからだと目撃者は証言しています。ですから、(流入が)未だに止まっていません」とパウエル氏は語った。

 内部告発「中国の工場で米国の投票用紙を偽造 月に50万枚生産」

 米国のニュースサイト「ゲートウェイ・パンディット」は5日(土)、中共太子党の伊啓威氏(Vinness. A. Ollervides)が撮影した秘密映像を公開し、中国の工場で米国のミシシッピ州、フロリダ州、ノースカロライナ州の3州の投票用紙を偽造し、月間50万枚の印刷を行っていると報じた。

 伊啓威氏は関連する動画をオンラインで提供した。中国人男性2人が会話をしているものだった。映像の中では、1人の男性が広東語訛りの工場オーナーと標準語で、アメリカの投票用紙の偽造方法について話していた。

 同氏は11月9日、「中国広東省の印刷業者がアメリカの偽投票用紙の印刷を手伝っている。これらの偽投票用紙は2020年8月から10月の間に医療品としてカナダやメキシコに郵送され、それからアメリカに流れ込むのだ」とツイッターに投稿した。

 同氏は12月2日に、中国で投票用紙偽造についてのゲートウェイ・パンディットの記事を転送した時、「この動画の告発者は良心と神を信じる人だ。『釣り』の方法を通じて中共の米大統領選挙への干渉を暴露しようとしている。今回の選挙不正を証明する情報をより多く提供したいと考えている!」と送信した。

 土曜日(12月5日)にニュースサイト「ゲートウェイ・パンディット」は、最新の情報を報じた時、伊啓威氏はツイッターに「私は今回の選挙が不正選挙であることを、私の人格を以って神に誓います」と投稿した。

 伊啓威氏は以前、今年に入って、全米で中国から大量の偽の運転免許証や身分証が押収されたことも、今回の偽投票事件に関係していると明言した。同氏は、「8月10日の時点で、米国の法執行当局が54718枚の偽身分証を捕えた」とボイス・オブ・アメリカの報道を引用した。

 同氏は、「すべての白紙の投票用紙が個人の身元と一致しなければならないため、現在では投票用紙を偽造することや大量の偽造身分証が存在していることから、その背後にいる『顧客』は明らかに投票用紙の二次改造を現地でやりやすくし、それによって米国の選挙に介入しようとしている」と述べた。

 また、台湾の信傳媒(@cmmedia_tw)メディアは11月23日、投票用紙の偽造を専門とする広東省の地下工場が、今年7月から月50万枚のペースで米国の空白投票用紙を偽造していると情報筋の話を引用した。

 これらの偽の投票用紙のテンプレートは、「前の顧客」が提供してくれたもので、実際には本物の投票用紙の金属パターンとセキュリティデザインを作ることができず、直接アメリカに出荷することもできないが、まずカナダ、メキシコなどの場所に出荷し、そこから米国に入ることができると、情報者は話した。

 伊啓威氏は満族正黄旗の後裔で、祖父は中共中央警備局の元幹部である。父親は銀行業界の高官であった。伊啓威氏は2011年に小説『救贖』を発表しており、中共国務院の推薦を博した。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/12/7/416152.html)