米財務省は中共政協委員兼暴力団組織の首領に制裁を加える
【明慧日本2020年12月15日】米国財務省は12月9日、中国共産党(以下、中共)人民政協委員、暴力団組織14K三合会の首領である尹国駒氏に制裁を加えると発表した。
財務省は「尹国駒(Wan Kuok Koi)氏は中共人民政治協商会議の委員で、中国人の組織した世界最大の犯罪グループの中の一つである14K三合会の首領でもあり、この犯罪グループは麻薬密売、違法な賭け事、ブラックメール、人身売買及び他の一連の犯罪活動に従事しており、賄賂、汚職、横領以外に、パラオでも同様の違法行為に従事している」と述べた。
一緒に制裁を加えられたのは尹国駒氏の所有または管理している三つの組織、すなわち、カンボジア世界洪門歴史文化協会、香港東美投資集団、及びパラオ中国洪門歴史文化協会が含まれる。
米国財務省の制裁措置は13818番の執行命令に従って行われた。この制裁によって、尹国駒氏の米国に管轄された全ての資産が凍結された。