四川省西昌市の学習者6人と家族に不当判決
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 【明慧日本2020年12月18日】(四川省=明慧記者)西昌市の国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)は、西城派出所、外南派出所、新村派出所および西昌市公安局の特殊警官と共に、2019年7月14日から8月12日までの間、16人の法輪功学習者(以下、学習者)とその家族を連行した。最近の情報によると、学習者の黄彪さん(68)、羅明春さん、趙軍さん(63)、周顕蓉さん、余紅英さん、徐紹瓊さんの6人と、周さんの夫の潘建栄さん(学習者ではない)が、不当に実刑判決を宣告されたことが分かった。

 6人が受けた判決はそれぞれ、黄さんが懲役5年の実刑判決と罰金2万元、羅さんは懲役4年の実刑判決と罰金2万元、趙さんは懲役3年の実刑判決と罰金1万元、周さんは懲役2年の実刑判決と罰金8000元、余さんは懲役1年6カ月の実刑判決と罰金6000元、徐さんは懲役1年2カ月の実刑判決と罰金5000元であった。周さんの夫の潘建栄さんは、懲役6カ月と3000元の罰金を科された。

 半身不随の妻を世話する黄さんは2019年7月14日午後、買い物から帰宅したところ、待ち伏せていた警官らに連行され、家宅捜索を受け、大量の私物と数万元の現金を押収された。

 同日の夜、徐さんは黄さんの家を訪問した際、家宅捜索をしていた警官らに遭遇し、連行された。その後、新村派出所の警官は徐さんの自宅へ行き、家財を押収した。

 食品会社を退職した周さんは2019年7月15日午前1時から2時頃、自宅に侵入してきた十数人の警官により連行され、周さんの夫と娘さんも外南派出所に連行された。午前11時、周さんの娘は自宅に戻った。

 余さんは2019年7月19日午前8時過ぎ、自宅に押し入った西昌市公安局国保の警官らに連行され、家宅捜索を受け、西昌市小廟留置場に拘禁された。警官によると、監視カメラに、路上で法輪功の資料を配っていた余さんが映っていたという。

 趙さんは2019年7月23日、バス会社で両替している姿が何度も国保の監視カメラに撮影されていたとして、母親の自宅で連行された。

 2019年8月12日午後1時20分頃、西昌市国保と河東派出所の警官らは、羅さんの自宅へ行き、羅さんを連行し、同市小廟郷の涼山州留置場に拘禁した。

 2020年5月28日午前、四川省西昌市裁判所は、6人の学習者に対して不当な判決を言い渡した。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/12/13/416424.html)
 
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