【明慧日本2020年12月19日】(明慧記者・王英)エルサレムポスト12月13日付の報道によると、35カ国と地域の超党派現職国会議員と元国会議員921人が、中国共産党(以下、中共)の法輪功迫害を非難する共同声明に署名した。
報道では、1999年以来、中共は系統的に法輪功に対して残酷な迫害を行い、法輪功を消滅しようと企んできた。 これほど多くの世界の指導者が団結して法輪功迫害の終息を求めたのは初めてである。
共同声明は、「1999年7月以来、何百万人もの中国法輪功学習者が、正当な手続きなしに恣意的に逮捕され、投獄され、多くの人が拷問され、殺されている」と述べている。
法輪功は90年代に中国から伝えだされ、瞬く間に広がった。中共政権はメディアを利用して誹謗中傷し始め、1999年から弾圧が始まり、何千万もの法輪功学習者(以下、学習者)が強制連行され迫害を受けている。
米国ニュージャージー州ボブ・メネンデス上院議員はユダヤ系アメリカ人である。同議員は共同声明に署名した。イスラエルの政界からは共同声明に多く参加され、その中には、元国会議員でイスラエルのモーシェ・ファイグリン大臣、元イスラエル国会副議長のイェフダ・グリック氏などが含まれる。
スウェーデン議会のアンソフィーアルム議員は、「法輪功への迫害は、世界が見たことのない最悪な人権侵害の一つである。 一部の国際的なオブザーバーや司法当局からは、大量殺戮と表現されている」と語った。
共同声明は、国際社会がこれまでに、中共当局に法輪功への迫害をやめるように圧力をかけてきたことを強調した。
法輪大法情報センターのレヴィ・ブロウデ氏は、「これらの政治家は迫害を受けている被害者に援助の手を差し伸べ、中共の法輪功迫害に対して、明確に反対する意思を表明した」と、共同声明を評価した。