35カ国政界要人が署名し中共の法輪功への迫害停止を求める
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 【明慧日本2020年12月20日】12月10日の「世界人権デー」に、35カ国及び地域からの900人以上の現職と前議員は法輪功学習者(以下、学習者)が21年来、平和的、理性的に中国共産党(以下、中共)の暴政に抵抗する精神を称賛し、中共に直ちに法輪功に対する系統的で野蛮な迫害を停止するよう共同声明に署名した。

豪、キャンベラのバーリー・グリフィンの湖南岸の万国旗

「法輪功への迫害を停止せよ」の横断幕を掲げる学習者達

 全世界的な政界要人の連署行動は、2人のカナダの上級国会議員ピーター・ケント氏、ジュディ・スグロ氏とスウェーデンの国会議員アン・ソフィー・アルム氏が今年の7月20日に、法輪功が中共の迫害停止を呼びかける21周年の前夜、「中国では、法輪功に対する迫害は常に現代の信仰団体に対する最も残酷な迫害の一つです」 、「中国政府は署名した国際規範と『国連公民権利と政治的な権利の国際公約』を尊重し、中国での法輪功に対する迫害を直ちに停止し、すべての拘禁された学習者とその他の良心の囚人を無条件で釈放するよう促す」と声明した。

 連署行動に参加した35カ国の政界要人の国名は、イギリス、カナダ、米国、ドイツ、フランス、イタリア、デンマーク、アイルランド、オランダ、スウェーデン、スイス、ベルギー、オーストリア、ノルウェー、フィンランド、アルゼンチン、チリ、ポーランド、チェコ共和国、スロバキア共和国、ルーマニア、エストニア、イスラエル、ハンガリー、ラトビア、リトアニア、スペイン、ベネズエラ、キプロス、オーストラリア、ニュージーランド、日本、香港、台湾及びインドネシアである。

 オーストリア緑の党の外交政策のスポークスマンで国会議員のエヴァ・エルンスト・ジエジッチ博士は共同声明に署名する際「言うまでもなく、私は『引き続きあなた達があなた達の目標を実現することを支持し、法輪大法に対する非人道的な迫害を終わらせなければなりません」と述べた。

 インドネシア下院議員のH.グスパルディ・ガウス博士は「これらの人(学習者)が殺戮されており、これは非人道的で野蛮な行為です。これを終わらせるには、法的手続きをとる必要がある」と述べた。

 活動の発起人の1人である、カナダの元環境省の知事で、現在国会の上級議員ピーター・ケントケント氏は署名し、「更に強力に、公然と中共政府の持続的に基本的人権を侵害する行為を非難します」、「私達は引き続き懸命に努力し、法治、言論の自由、集会の自由と宗教的信念の尊重が実現される日を楽しみにしています。そして、天安門広場で大声で『法輪功、真・善・忍 』を叫ぶことができる日を楽しみにしています」と国際社会に呼びかけた。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/12/10/416287.html)
 
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