【明慧日本2020年12月21日】スウェーデンの法輪功学習者は11月7日、リンシェーピングの市中心にある広場で、法輪功迫害の実態を伝える活動を行った。リンシェーピングのフェーリスさんは、「私は毎日、国際社会で発生している色々な出来事を気に掛けています。特に、最近アメリカの選挙の不正に関しては、我々は反省しなければならず、自分の判断で決めないといけないのです。今日あなた達が私に、法輪功が中国で中国共産党による迫害を受けていることを伝えてくれたことから、1つのことがはっきりと分かりました。つまり、中国共産党(以下、中共)は善良な市民に残忍な迫害を加えていることは周知の事実です。あなた達を支持するのは、当たり前のことだということです」と言った。フェーリスさんは「生体臓器狩り」の真実を理解すると、迷わず署名し、心から感謝の意を表した。
スウェーデンのリンシェーピング市中心の広場で煉功する学習者 |
多くの市民が署名をして迫害停止の活動を支持
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学習者たちは「法輪功への迫害を停止せよ」などの横断幕を掲げ、功法を実演しながら、パネル資料を設置して残忍な迫害を受けていることを伝えた。そして、中共が新型コロナウイルスの実態を隠蔽したため、全世界に災難をもたらしたことを伝えた。活動は現地の市民に注目され、法輪功迫害の実態を理解した市民は中共を非難した。
リンシェーピングは、スウェーデンの南部に位置し、5番目に大きな都市である。ここで生活している人々は、都市の繁華な賑わいを体験するだけに留まらず、郷村の平静も味わえる。さらに、リンシェーピングはハイテク都市であり、教育の中心地でもある。リンシェーピング大学はスウェーデンでは最も有名な大学であり、ヨーロッパの一流大学の一つである。活動当日、学習者が集団で煉功を始めると多くの人が集まってきた。
フェーリスさんもその中の1人である。フェーリスさんの姉は政治家であり、姉の影響で、彼も政治に興味を持つようになり、常に姉と一緒に国際的な人権問題について検討しているという。フェーリスさんは「姉から、中共による人権侵害の問題をいろいろと聞いています。中国で発生している法輪功への迫害も聞いたことがあります。今日、全て分かりました」と言った。
活動当日、フェーリスさんは音楽を聴きながら急いでいる様子だったが、迫害の状況を説明している学習者に出会った。フェーリスさんは、学習者たちがここで自分のために待ち、とても大事なことを伝えてくれると予感したと言った。学習者が近づくと、ヘッドホンを外し、学習者から話を聞いた。真実を理解したフェーリスさんは、学習者に出会えたことを嬉しく感じていた。立ち去る前に、何枚かのチラシを貰うと「今日は、友達に会いに行きます。法輪功に関する情報を友達に伝えて、彼らに署名してもらいます」と言った。
地元に住むヒョルトさんは娘と一緒に、「生体臓器狩り」を紹介するパネルの前で真剣に読んでいた。ヒョルトさんはパネルを指しながら学習者に、「中共がこんなこと(生体臓器狩り)をするなんて想像もできなかったです。怖いです」と言った。学習者はヒョルトさんに、法輪功について詳しく紹介し、さらに中共による法輪功への誹謗中傷や、「生体臓器狩り」の詳細を伝えた。中学生の娘も真剣に聞いていた。聞き終わると娘は「私たちは必ず署名します」と言い、ヒョルトさんは娘の意見に賛同し署名した。親子は、まるで神聖なことを成し遂げたかのように嬉しそうだった。
グローブさんは地元市民で、3人の友達と一緒に通りかかった時、学習者を囲んで、迫害の実態について聞いた。署名をすれば、命を救うことができ、迫害を止められると聞くとすぐに署名した。グローブさんら4人は署名をして法輪功を支持する気持ちを表した。彼らは「このような残忍な行為は、今も続いています。僕たちは協力して抵抗すべきです」と述べた。立ち去る前に、事実を理解した4人は学習者に、すべてが順調に行くようにと伝えた。
アメリカからスウェーデンに戻ってきたパーマーさんと12歳ぐらいの息子は、活動場所で学習者と長く話し合った。パーマーさんの家族はアメリカで何年か生活したことがあり、異なるルートから法輪功迫害について聞いたことがあると言った。そして、法輪功の「真・善・忍」という理念に賛同し、署名したいと言った。学習者は「法輪功は素晴らしい功法で、学習者たちはみな善良な人です。しかし、中国ではこの気功を修煉するだけで、拷問を受けたり、身柄を拘束されたりして臓器を奪われることまで起きています」、「中共の統治下で、中国ではどんな信仰も許されず、自由や民主もありません」と教えた。パーマーさんは「中共は邪悪な政党で、まるで悪魔です。中共による人権への弾圧や、善良な市民を迫害することは、許されることではありません」と言った。