明慧法会|師父は常にそばにいらっしゃる
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文/中国の大法弟子(本人口述、同修整理)  

 【明慧日本2020年12月24日】私は80歳を超えています。1999年7月20日以降、法輪大法は中国共産党(以下、中共)によって弾圧され、私は心を大きく痛めました。ある日、同修と一緒に山に登り、山頂の尾根で休む際、私たちは大声で叫びました。「師父、どこにいらっしゃるのでしょう! 私たちはどうすればいいでしょうか?」。その後、私たちは泣きながらこのような会話を交わしました。「学んではいけないと言われても、やはり学びます。家族に反対されたら、乞食になっても学びます」

 夜、ある鮮明な夢を見ました。師父と同修、そして私の3人が一緒に座っていて、師父は私が持っていた『法輪大法義解』を手にされ、見られてから私に返された後、同修にも同じ動作をされました。その後、師父はとても真剣な表情をされ、「堅定、堅定、必ずしっかりしなければなりません。師父は常にあなたのそばにいます」と言って下さいました。

 目が覚めてから、私は「あ! 師父はすぐそばにおられる!」と思い、それ以来、何をしても怖くなくなり、心は常に穏やかでした。

 長年来、私は大法の恩に恵まれ、多くの超常的なことを見たり経験したりして、師父の慈悲なるご加護も実感してきました。

 5人の若い警官を前にして、心が動じなかった

 ある夜、夢を見ました。大きなステージの上に私だけがいて、大きな花瓶を持ってショーをやっているようでした。観客席にはたくさんの人がいて、私は「どなたか上がってきて、一緒にやりませんか?」と言うと、誰も出てきませんでした。そのとき、黒い服を着た5人が現れて私を取り囲み、ショーをさせず、捕まえて殴ろうとしました。 私は大声で「動くな! 私は大法弟子だ!」と怒鳴り、発正念の口訣を暗唱しました。瞬時に黒い服を着た人たちはいなくなりました。

 3日後、私がバス停に座って真相を伝えていたとき、大型の黒いパトカーが走ってきて、私の前で停まりました。若い男性警官5人が降りてきて、私に「おばあさん、ここで何をしているのか? 法輪功を宣伝しているのか? ダメダメ! これ以上言い続けたら逮捕して刑務所に入れてやる」と言いました。「私は皆にいい人になるようにと言っているだけで、いいことではないですか? 大法は人を救うためのものです。病気だらけだった私は大法がなければ治らなかったのです。将来、悪者は1人も残らないよ」と言いました。

 彼らが「いいと思うなら、家でやればいい。宣伝しに出てくるな!」と言い、私は「いいものだから、皆に知らせたいし、皆に真・善・忍を知ってもらい、良い未来を迎える、いいことではないですか?」と言いました。「何がいいのか?!」と口答えする人もいれば、師父を罵り始める警官もいました。私は続けてこう言いました。「私達の師父を罵ってはいけない。自分だけではなく、家族のためにもならない。罰を受けることになります。これは宇宙の大法です! 誰が罵ることができますか?! あなたは大した度胸ですね! 劉少奇は誰もが知っているように、国家主席だったのに、翌日に反革命派として倒されたではないですか? 法輪功は伝え出されて20年以上経っていますが、なぜ倒されないのですか? これは天の法理だからです! 貴州には自然に形成された大きな岩があって、科学者たちが研究しに行き、岩の上の『中国共産党亡』の6文字は人間が彫ったものではないことが検証されました。しかも、『亡』という文字が一番大きい、これが天意でなければ何だと言うのですか?!」

 5人の警官は私がまったく怖がらないのを見て、笑って車に乗って去りました。

 大学院生は婆さんである私にも敵わない

 ある日、ある大学院生に大法の真相を聞かせようとしましたが、断られました。彼は「傅怡彬が練功してから奥さんを殺害し、建物の階段一面が血だらけになりました」と言いました。私が 「あなたは、大学院生ですか?」と聞くと、横で彼の赤ちゃんを抱っこしている彼の母親が代わりに「彼は大学院生です」と答えてくれました。私は「本当に院生? なぜなら、あなたは婆さんである私にも敵わないから」と言いました。若者は苛立って「どうして私が大学院生ではないと言えますか? 私のどこが婆さんのあなたに敵わないのですか?」と言いました。

 私はこう言いました。「例えば10匹の豚を買って殺して、どれ位の血が流れ出てくるかを見て下さい。建物の階段一面を覆ってしまうかを見てみて? 養豚場で豚を殺すとき、たらいにはほんの少しの血しか溜まらず、しかも血はすぐに固まってしまい、包丁で小さく切らなければなりません。1人の人間にはどのくらいの血液があるのでしょうか? しかも血液は水と同じく、すぐに平らになろうとする性質があり、家の床一面は相当な広さがあるので、たとえ血が多くて廊下を伝って玄関まで流れていったとしても、玄関には高い敷居があるはずだから、そこで止まってしまうのではないでしょうか? 建物の階段が一面の血になる? それは信じられません」。若者は一瞬黙って、「本当ですね。ああ、僕は確かにお婆さんには敵いません」と言いました。

 若者はさらに「焼身自殺」や「4・25]などについて質問しました。私は「よく考えてみて。喉に何かが引っかかっていれば、声が出ないよね。気管まで切開されたらどうやって歌を歌いますか? それに、中南海を包囲したと言われていますが、中南海ってどこにあるかもよく分からない大法弟子たちはみな善良で従順な人たちなので、警察が指定した場所に立った結果、中南海を包囲した形になってしまったのよ。それと、皆は地面に落ちていたタバコの吸い殻やゴミを拾って、その場所をきれいにしてから帰りました。こんなに良い包囲ってありますか?」と言いました。

 最後に若者は、「お婆さん、私は党員です。脱党手続きをお願いします! ありがとうございます」と言いました。

 警官2人が来たが、勝手にできなかった

 ある日、2人の警官がドアをノックしましたが、私は「1人で家にいるとき、知らない人にはドアを開けてはいけないと息子に言われています」とドアを開けませんでした。警官は「おばあさん、5分だけ見て帰るだけなのでドアを開けて下さい」と言いました。 私は彼らが来たことは、ちょうど真相を伝えることができると思い、ドアを開けました。

 入ってきた2人の警官が室内を見回して「おばあさん、大法の物ばかりですね」と言いました。私は「そうです。大法はいいですよ! 私のすべての病気を治してくれました」と答えました。警官が「床がきれいですね。誰が拭いてくれたのですか?」と聞いたので、私は「自分でやりました」と答えました。警官はさらに「国は煉功を許していませんが、息子さんも 応援しているのですか?」と聞くと、私は「息子は大賛成です。大法がなければ、彼が病気になった私の面倒を見なければならない上、お金もだいぶかかるでしょう」

 私が警官らに「我が家の奇跡は書き下ろせば1冊の本にもなるほど多いので、今から言うのでメモしてね。人間の言葉では言い表すことが出来ない」と言うと、警官は「おばあさん、その通りにすれば、僕達は職を失います」と言いました。

 その後、私は1時間以上をかけて彼らに真相を伝え続けました。最後に、ある警官は「おばあさん、5分で帰ると言ったのに、随分時間が経ちました。そろそろ帰ります」と言って、去っていきました。

 ある同修に「なぜ警官らが来て、勝手にできなかったのですか?」と聞かれて、私は「師父(の写真)が家にいらっしゃるのに、誰が勝手に動けますか! これは大法の威力です! 私は少しも怖くありませんでした」と答えました。

 警官に資料を渡そうとしたとき、相手が車で逃げた

 ある日、近所の病院の外で資料を配っていたとき、ある男が車から出てきて、「お婆さん、ここで配らないで下さい。この辺は私が担当しています。ここで配られたら私は職を失ってしまいます」と言ってきました。それを聞いてすぐに、私は彼に真相を伝えなければならないと思いました。

 私は大法の資料を手にして、彼に「このことには口出ししてはいけません。真・善・忍は宇宙の大法で、人々を救うものです。このことに口出ししてしまうと、妻子も苦しむことになりますよ」と言うと、彼は「近づかないで下さい。来ないで下さい。他人に見られたら困ります。そのことを言わないで下さい。聞きたくありません。あなたは何人にも通報されていますよ」と言いながら、車に乗って逃げてしまいました。

 それ以後、資料を配る私を見かけても、彼は気にしなくなりました。

 真冬に薄着で真相を伝えても寒くない

 ある日、長い昼寝をしてしまい、急いで真相を伝えに行こうとした私は、帽子と薄着一枚を手にして出かけました。階段を降りてみると、外は風が強くて雪も降っていました。戻って服を取りにいく時間がもったいないと思った私は、「大丈夫、私は大法弟子だ。師父がおられ、法もあり、寒くない」と自分に言い聞かせた途端、身体が暖かい布に包まれたような感じがしました。

 駅に行くと、知らない若い女性が「おばあちゃん、そんなに薄着で寒くないですか?」と私に声をかけながら、私を抱きしめました。私は「寒くありません。私には師父がおられ大法があるので、全然寒くありません。ほら、額に汗が出ています」と言いました。彼女は私の額に触れて、「本当ですね。すごい汗です!」と言いました。

 その午後、私はずっと外で真相を伝え続けて、十数人を三退させました。

 帰宅途中に豆花を買うとき、同修に会いました。同修が「おばあちゃん、寒くないですか?」と聞き、私は「全然寒くありません。汗ばんでいます」と言いました。同修は私の帽子を持ち上げて、不思議に思いながら汗だくになっている私の額を触ってみました。

 師父による啓発「面倒見はいらない」

 ある日、娘婿が娘に「お母さんは80歳を超えているので、頻繁に実家に足を運んで面倒を見てあげなさい」と言いました。これを聞いて喜んだ娘が私に教え、私も嬉しかったのです。娘が来るとき、私は家のことは何もせず、外で真相を伝え終えてから帰宅し、ベッドで休みながら夕飯を待つばかりの日々を過ごすようになり、そのうち歩けなくなり、足が痛くなりました。ある日、急いでトイレに行きたいのに、足が言うこと聞かず、ソファーに座って本を読んでいる娘を呼んでも助けてもらえず、結局我慢できずにズボンに尿を漏らしてしまいました。胸に込み上げる怒りと怨みを抑えきれず、私は娘を指差しながら彼女の名前を呼び、こう言いました。「某某、あなたは本当に薄情だ。育ててあげただけでなく、30歳過ぎまで洗濯をしてあげて、仕事も見つけてあげて、結婚相手まで、どれだけ心配してきたか。この歳になって、ちょっと手を貸してと頼んだだけなのに、少しも動こうとしない ……」。娘は何も言わず黙っていました。私は自分は正しい、理に適っていると思っていました。

  ある夜、夢の中で師父のお言葉が聞こえました。「それを乗り越えようとする気がなければ話は別ですが、乗り越えようと思えば、乗り越えることができるのです」[1]

 考えてみれば、子供の中で一番親孝行しているのは娘です。これは心性を向上させるチャンスではありませんか、なのに、私は自分が修煉者であることを忘れていました。 一瞬にして、娘への怨みが消え去り、頭には彼女の大変さしか残りませんでした。私は早速娘に電話をかけてこう言いました。「私の面倒を見に来なくてもいいよ。家で義父の面倒をしっかり見てあげて。彼が娘さんの家に行ったら、また来てね。 私には師父がいらっしゃるので、あなたの世話になることはありません。自分でできるよ」

 すべての衆生が救われることを真心から願っています。慈悲なる師父のご済度に感謝しています!

 最後に、師父の『洪吟三』の「法を正す」をもって同修の皆さんと励まし合いたいと思います。

 「法を正す」

 一念大窮の外まで驚かし震撼す
 蒼生を救わんと欲して、衆害を除く
 万重なる腐朽す、旧勢力阻み
 身の塵世に入れば、更に知る悪し
 一路法を正して、天の蓋を切り開き
 不正にしてかつ、負なるもの全てを淘汰す
 蒼天が変ぜんと欲して、誰敢えて阻む
 乾坤再造して、永久に敗られず

 跪いて、師父に拝礼いたします!

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『轉法輪

 (明慧ネット第17回中国大陸大法弟子修煉体験交流会)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/11/16/414819.html)
 
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