【明慧日本2021年1月4日】(ニュージーランド=明慧記者)ニュージーランドを代表する人権派弁護士ケリー・ゴア氏は、明慧のインタビューの中で、米国の選挙は世界の将来にとって広範囲に影響を及ぼし、世界各国は中国共産党(以下、中共)が民主的な制度、民主的なプロセスに、法治をもたらす脅威を認識しなければならないと述べた。
ニュージーランドを代表する人権派弁護士ケリー・ゴア氏 |
ゴア氏は、目下、歴史はまさに重要な瞬間にあり、中共が民主的な制度、民主的なプロセスと法治に脅威を与えていること、そして世界で野心を拡大している事を認識することは、どの政府にとってもより重要であるという。
ゴア氏は「(米国)は中共に対して宥和政策を試みてきたが、完全に失敗したと言っている。 したがって、米国は中共への制裁を躊躇してはならず、人権と自由、公民の自由と法治を尊重すべきです。米国は自由世界のリーダーであり、その役割を放棄してはならず、 (自由民主を実現するために)米国は手本を示してリードしなければなりません」
「中共の法輪功学習者(以下、学習者)、家庭教会のキリスト教徒、チベット仏教、ウイグル族のムスリム、民主派と中国の人権弁護士への迫害を証明できる証拠はそろっている。中共がこのように行うのは、基本的人権と自由、公民の自由と法治を完全に無視し軽蔑している事の現われです」
「中共の脅威を十分に認識していない政府は、中共の政治的支配権の拡大の野望を助けることになります。 したがって、中共を拒否することは、私たち一人一人の喫緊の責任となります。 これは全ての人の道義的責任であり、選出された議員の責任でもあるのです」
「中共の共産主義政治イデオロギー、階級闘争の主張、プロレタリアートの独裁の目標、弁証法的唯物論は、すべて失敗した政治イデオロギーとして否定しなければなりません」
各国は「真・善・忍」という普遍的な価値観を奨励し促進すべきである
学習者が二十年来、弛まず中共の迫害を反対する活動を行ない続けていることについて、ゴア氏は「真・善・忍」の普遍的な価値に回帰することで、必ずや中国国民や中華民族そして世界各国に素晴らしい未来を迎えることができる。西欧諸国だけでなく、他のすべての国の人々は、このような素晴らしく深遠な価値観を奨励し、促進する必要があると語った。